数多久遠のレビュー一覧

  • 有事 台湾海峡

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    現在の日中関係は微妙だと思います。
    尖閣辺りをウロウロして、この内容は近い将来現実味を帯びてくると思います。その時日本は、強いリーダーシップがあるトップであることが大切なのではないでしょうか。

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    2024年08月19日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈

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    表紙に描かれた絵から、おちゃらけた内容かと思いきや(じゃっかん、ポップであるのは否定しませんが)、意外にまじめに航空自衛隊司令官の副官を描いたお仕事小説になっています。

    舞台が、南西航空方面隊というのも興味深いです。中国への対処もあり、米軍との折衝もあり、他の方面隊よりも、物語として描けるエピソードが多そうなところだとおもいます。

    いまのところ、3巻まで出ているようなので、続きを読んてみたいですね。

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    2022年05月08日
  • 深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃

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    元航空自衛官なのに、潜水艦の戦闘を書けるんだと驚き。そしてちょっと泣ける。細かい表現が実際と違うのではないかというのは、結局読んで誰もがわかるように書けばああなるんだろうなと。ナーワルシステムというノイズキャンセリングの技術を潜水艦に応用したり、アルファという潜水艦種の発展型とか、発想が面白くて実際に検討もされたのかな。荒瀬さんかっこいい。

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    2019年09月07日
  • 機巧のテロリスト 北のSLBMを阻止せよ

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    北朝鮮からの脱北者がドラム缶を結び付けた質素な筏で発見され、その証言からSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)40機の生産情報を入手した。情報本部に赴任したばかりの采女3海佐はこの情報から北朝鮮の企みをSLBMを浮遊機雷として海流に乗せて米海岸まで接近させ、米国の脅威とする作戦と考えた。
    やがて可能性のあるコンテナ船が発見され、太平洋上で散布されたと考えられた。
    そこで日本としては掃海部隊と特警隊による作戦の阻止の実行に移った。

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    2025年12月08日
  • 有事 台湾海峡

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    いつ起きても不思議でない台湾有事。「ウクライナ侵略で重要なのは世界各国が侵略を座視してしまったという歴史的事実」その通りだけど、さらに進んで、昨日トランプは「全土占領断念は大きな譲歩」とロシアに大甘な評価。本当に第3次…。好き嫌いは別にして、政府はシュミレーションしてるのかなあ。専門用語の羅列は辟易したが、緊迫感は高まった。

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    2025年04月26日
  • 有事 台湾海峡

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    国力が伸び切る前に衰退期に入った中国が最後のチャンスに賭けるため台湾侵攻の危険性が高まるという、「デンジャー・ゾーン」の論考を元に書かれた近未来シミュレーション。

    数あるシナリオの1つでしかないが、有事の際の思考訓練にはなる。

    本書では、衆院解散後、総選挙前という最も脆弱なタイミングであるにも関わらず、総理大臣が土壇場で胆力を発揮し、日米台でのweakest linkであり集中的に狙われることになる我が国の決断を誤らなかったことで、危機を直前で回避することになるが、現首相にそれを望むのは全くの無駄というものだろう。

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    2024年11月27日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈

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    ネタバレ

    著者初読。航空自衛隊那覇基地第五高射群に所属する斑尾怜於奈二等空尉が主人公。自衛隊には「副官」と呼ばれる職種があり司令官の秘書的な仕事を行う。それの候補になった怜於奈は内心では拒否するものの結果としてなってしまう。その副官のお仕事小説。物語自体は終始穏やかに進んでいくけど著者は自衛隊に所属されていたという事でなかなか迫真に迫る緊迫感というか雰囲気が物語全体に漂う。そして沖縄メディアの問題や中国との関係も描写あり、たいへん面白く続きがありそうな終わり方だったので、続編があればそちらも読んでみたいと思う。

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    2024年10月28日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈4

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    お仕事物の作品。

    自衛隊の副官って、目立たない存在ですが、そんな目立たない存在の仕事を物語にしているところが面白い。っていうか、どこからネタを拾ってきているのだろうか?意外に、毎度毎度、リアルにありそうな話なんだよねぇ。

    自衛隊幹部の異動周期って、1年とか2年程度だから、このシリーズはその任期が来て異動して終了という事か?

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    2024年03月16日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈

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    航空自衛隊那覇基地に勤務する斑目怜於奈は高射運用幹部。部隊経験のなかで一通りの経験を重ねミサイル運用に関してある程度の自信がついた油の乗ったタイミングで副官をやらないかと提案された。戦術的な技術と知識を極めたい怜於奈は気が進まなかったが上司に半ば強引に面接に行かされる。
    南西空新司令官の溝の口空将に仕え、恒常業務をこなす一方で司令官の愛人?事件や地元マスコミの嫌がらせ報道などに遭遇する。
    新たな分野の仕事を覚えるうちに、沖縄に存在する自衛隊、米軍と地元民の関係について、司令官と同じ目線でその存在を見つめ直すことになる。

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    2023年12月04日
  • 悪魔のウイルス 陸自山岳連隊 半島へ

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    北朝鮮の国家体制が不安定となり、北朝鮮は天然痘のDNA操作により人種に対する耐性が異なる生物兵器として開発したという情報を日本政府は得た。
    これに対応するため、自衛隊は山岳部隊としての実力を有する長野の13旅団を特殊作戦に起用した。その指揮官、室賀了平にはポリオの薬害のため障害を持つ息子、了太がおり、その取材で知り合った桐生琴音とは親しくしていた。
    琴音が努める毎朝新聞社は、この自衛隊の動きに対し、何かを隠蔽していると考え、琴音に取材をさせていた。
    作戦が発動される中、時の総理、御厨小百合はウィルス探索のチームに拉致被害者の救出任務もねじ込んできて室賀の任務は困難なものとなる。同時期に、琴音が

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    2023年12月04日
  • ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇

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    ネタバレ

    U市地本長の鍋屋1佐はC-130Hのパイロットでイラク支援にも派遣された。イラク支援の為の硫黄島訓練で苦労した経験をもつ地方協力本部には陸海空の自衛官が募集員をしている。
    調理師を目指し店を持つのが夢の飛田くん担当の相馬2等陸曹、再就職を目指す蓮沼1曹をゼンダ工業に紹介する江戸3等空曹、入隊し、会計隊で退職を悩んでいる土橋1士をフォローしに行く相馬2曹。
    優秀な学生で気象予報士を目指す友永くんを気象隊研修に引率したり、地元イベントで防災意識を高める講演を救難パイロットの山村2佐と鍋屋1佐が行う。
    地方協力本部の業務は様々である。

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    2023年08月15日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈4

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    ネタバレ

    副官付の三和3曹は目黒副司令官のドライバー。副司令官から褒められていたことを聞き、運行時間を短縮し失敗する。そんな彼にやりたいようにさせろと副司令官、VIP輸送時の緊急回避の訓練を企画する。
    斑尾玲於奈が所属する南西空において飛び降り自殺未遂が発生した。隊内のいじめが原因で関係隊員が処分されるが直属上司の小隊長の処分が重すぎると玲於奈は感じた。
    その後、演習期間中にさらに一件の飛び降り未遂事件が起こる。今度の隊員はサボり常習の問題隊員で玲於奈は分限免職の難しさを知る。

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    2023年08月15日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈3

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    ネタバレ

    南西空司令官の副官、斑尾玲於奈、情報保全隊の点検の際に司令官と点検官の密談が気になっていた。その玲於奈に冊子を手渡す先輩の吉岡1尉、どうやら問題の宗教団体の勧誘だった。対処に困っているところ、初めての指揮所演習に臨む。中国を念頭に置いたZ国による尖閣諸島への侵攻への対応であった。
    玲於奈の感想「物足りなさ」を司令官に告げると演習の状況は苛烈を極めた。
    そして演習終了後、吉岡からさらに働きかけがあり、迷ったあげく司令官に報告することにした。

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    2023年08月15日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈2

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    ネタバレ

    南西空司令官の副官斑尾2尉は、副官之業務に徐々にではあるが慣れてきた。
    目下の所、幹部会の広報誌「翼」への寄稿文の作成がうまくいってなかった。そんな時、他の部署とのやりとりで各部署の他の副官と意思疎通を円滑にするために懇親会を開くというアイデアを思いついた。コロナ禍での宴会に制限があり、リモートで行い一定の製菓を得ることができた。
    次に美ら海レスキューという沖縄県と自衛隊合同の防災演習の視察に同行したその中で玲於奈は、沖縄県民と自衛隊の間にはまだまだ深い心の溝が存在することに気づいた。

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    2023年08月15日
  • ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇

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    ネタバレ

     以前は自衛隊地方連絡部(略して、地連)、今は自衛隊地方協力本部(略して、地本)、自衛隊の入り口(募集)と出口(就職援護)の仕事をする各都道府県に1つある陸海空共同機関(北海道だけ、札幌、旭川、帯広、函館の4つ)(全国に50地本)。数多久遠「ようこそ、自衛隊地方協力本部へ」、航空自衛隊篇、2022.12発行。6話が収録されています。第2話「離島と芋煮会」、第6話「あかねの空と家族愛」がとても印象に残りました。

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    2023年03月18日
  • ようこそ、自衛隊地方協力本部へ 航空自衛隊篇

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    自衛隊地方協力本部の話
    自衛官の採用や退職自衛官の再就職や広報活動をする部隊
    ニッチでマニアックところを舞台にするね
    縁の下の自衛官の活動
    250頁で720円は高いと思う

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    2023年02月08日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈3

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    指揮所演習、痺れましたね。訓練は実戦のごとく、実戦は訓練のごとく。これを実現するため、いろんな状況を考えて演習するのでしょうが、その状況の想定が尖閣を念頭に置いたものというのが痺れます。いまだと、そうでしょうね。ウクライナの状況を考えると、北の方面でも考えなければならないかもしれませんね。

    まだまだ話を続けることが出来るようになっています。早く続きが読みたいです。

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    2022年05月21日
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈2

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    自衛隊モノのお仕事小説。

    主人公の斑尾玲於奈二等空尉も言っていますが勉強になります。それとやはり、舞台が沖縄というのも、意図しての事でしょうね。それがゆえに、余計にいろいろと勉強になります。

    表紙の絵の美女に惑わされてはダメですw

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    2022年05月18日
  • 悪魔のウイルス 陸自山岳連隊 半島へ

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    そうですねぇ。。。
    この方の作品は初めてですが
    他のも、ちょっと読んでみたいと思いましたね。
    ほどよく『マスゴミ』が絡んでくるのが良かったですし
    有能だか無能だかの政治屋どもが出てくるのも
    リアル感があって良かったのではないでしょうか。
    まぁ、実際、そこまでできるかどうか
    という問題がありますがね。
    最後の、マスゴミたたきで★4つに。

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    2020年08月20日
  • 北方領土秘録――外交という名の戦場

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    外交論かと思ったら、外交に材を採った小説だった。

    うまく行きすぎに感じる部分もあるが、複数の国の思惑が絡み合って進んでいく外交交渉の一端を疑似体験している気分を味わえる。

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    2019年06月12日