あらすじ
南西航空方面隊司令官付き「副官」の斑尾怜於奈。ようやく副官業務に慣れてきた彼女に、宗教団体に入信している隊員からの勧誘が!? そんな中、怜於奈は、初体験の指揮所演習に戸惑いながら参加する。それがまた彼女には大きな試練だった——。副官は演習でも大っっっ変!! 自らも副官を経験した元幹部自衛官が、知られていないリアルな自衛隊を描く、大反響・本格自衛隊小説、第三弾!
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Posted by ブクログ
南西空司令官の副官、斑尾玲於奈、情報保全隊の点検の際に司令官と点検官の密談が気になっていた。その玲於奈に冊子を手渡す先輩の吉岡1尉、どうやら問題の宗教団体の勧誘だった。対処に困っているところ、初めての指揮所演習に臨む。中国を念頭に置いたZ国による尖閣諸島への侵攻への対応であった。
玲於奈の感想「物足りなさ」を司令官に告げると演習の状況は苛烈を極めた。
そして演習終了後、吉岡からさらに働きかけがあり、迷ったあげく司令官に報告することにした。
Posted by ブクログ
指揮所演習、痺れましたね。訓練は実戦のごとく、実戦は訓練のごとく。これを実現するため、いろんな状況を考えて演習するのでしょうが、その状況の想定が尖閣を念頭に置いたものというのが痺れます。いまだと、そうでしょうね。ウクライナの状況を考えると、北の方面でも考えなければならないかもしれませんね。
まだまだ話を続けることが出来るようになっています。早く続きが読みたいです。