あらすじ
南西航空方面隊司令官付き「副官」に異動した斑尾怜於奈。少しずつではあるが職務に慣れてきた彼女は、初年度視察で司令官とともに宮古島を訪れる。だが、現地の自衛隊支援者の集まりで失言してしまった怜於奈は……。自衛隊が心がける地域地元民の感情への配慮など、自らも副官を経験した元幹部自衛官が「自衛隊が対峙するトラブルと人間模様」を描く、大反響・本格自衛隊小説、第二弾!
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Posted by ブクログ
南西空司令官の副官斑尾2尉は、副官之業務に徐々にではあるが慣れてきた。
目下の所、幹部会の広報誌「翼」への寄稿文の作成がうまくいってなかった。そんな時、他の部署とのやりとりで各部署の他の副官と意思疎通を円滑にするために懇親会を開くというアイデアを思いついた。コロナ禍での宴会に制限があり、リモートで行い一定の製菓を得ることができた。
次に美ら海レスキューという沖縄県と自衛隊合同の防災演習の視察に同行したその中で玲於奈は、沖縄県民と自衛隊の間にはまだまだ深い心の溝が存在することに気づいた。
Posted by ブクログ
自衛隊モノのお仕事小説。
主人公の斑尾玲於奈二等空尉も言っていますが勉強になります。それとやはり、舞台が沖縄というのも、意図しての事でしょうね。それがゆえに、余計にいろいろと勉強になります。
表紙の絵の美女に惑わされてはダメですw
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾。元幹部自衛官ならではの本格的自衛隊小説。特に沖縄では地元民の感情に配慮することが要求されているなんてことは、全く知らなかった。カバーの女子がオタク好みな気がするが、内容は硬派なオタク向けである。