牛尾剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アメリカにおける仕事内容の引算と失敗に対する感覚が解りやすく著されていました。
「この仕事をこの日までに必ずしなくてはならない」、「仕事に失敗は許されない」という、日本では当然のマインドについて、果たしてそうなのか?と疑問を与えてくれました。
当然、職種や仕事の内容、組織によっては、その疑問を持つことすら愚問とされる場合が殆どと思いますが、あくまで一つの考え方として心に留めておくことで、いつか自身が組織(会社)に影響力を与えられる立場になった時に参考になるかと思います。
特に心に残ったのがラスト20ページ、コロナ禍の際のCOCOA(感染者接触確認アプリ)について言及されていますが、当初に有 -
Posted by ブクログ
ログを見て手を動かさない
仮説を立てる
Fiddler
試行錯誤は悪
頭が良くても理解には時間がかかる
早くできるように頑張ると言うことが最終的な生産性を下げる
理解とは?
その構造を掴んで人に説明できる
いつでもどこでも即座に取り出して使える
知見を踏まえて応用がきくこと
ここはだいたいこんな雰囲気だよね?と読み飛ばせそうなところでも、丁寧に時間をかけ、サンプルの数値を書き、十分な理解に努める
コードの意図と背景のアーキテクチャを理解する
データ型
キーワード
クラス
感覚でこれが問題だろうと決めつけてしまったのが今回のミス
自分でログなどを鑑賞して問題解説をしないと思い込み -
Posted by ブクログ
とてもためになった。ー障害を調査するとき、いきなり手を動かしてはダメなんだ。ログを見て、自分で多分こういう事が起こっていると推測して、その推測にあった事をやって、証明する。頭が良くても理解には時間がかかる。理解にしっかりと時間をかけるのに恐れない。感覚でこれが問題だろうと決めつけてしまったのが今回のミス。一つの事で2時間以上ブロックされたなら、質問するなり相談するなりして寝かせておいて他のことをやっておく方が生産性が高い。時間を固定して出来ることを最大化する。コードリーディングのコツはなるべくコードを読まない、実装は極力見ないようにして、インターフェイスと構造を理解するようにする。
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Posted by ブクログ
本書は、リアルなアメリカでのエンジニア経験に基づいて、仕事の生産性を高めるための実践的な方法を紹介してくれる一冊です。
無理な計画を立てない、人を批判しない、マルチタスクを避ける――といった、個人やチームの生産性を高めるための具体的な考え方が、米国と日本の価値観の違いに触れながら紹介されています。
私自身も、かつて海外のエンジニアチームと共に働いた経験がありますが、その際に感じたのは、メンバー全員が楽しそうに仕事をしており、互いに深い尊敬の念を抱いていたことです。プロジェクトマネージャーは、エンジニア一人ひとりを「一人の大人」として敬意を持って接し、若手であっても遠慮せず自分の意見を表明し -
Posted by ブクログ
前半パートはMicrosoftのエンジニアがどのように行動して生産性の高い行動をおこなっているのかが良くわかる内容で、後半は日本の現状と前半パートの内容からどうしていくのが正解なのか、筆者なりと考えを主張するような内容だった。
実際本を読んで私の仕事観や時間の使い方は変えていこうと思う部分も多かったし、私自身も試行錯誤していく中で言われる前から実践していることも多く、「あ、俺以外とセンスあったんだ!」という謎の自信も生まれました笑
後半パートと実際に身近に感じている内容が多く、不満たらたらだったがそれはやめようと思った。
相手の生活・文化・幸福・価値観を尊重して、自分がどうしていくべきなの -
Posted by ブクログ
【いろんな英語勉強法で共通して語られていることは何か、自分は必要なのか、と感じたことがある人にもお勧めの本】
私はこの本の後半で語られた、「サバイバル•ルール変換」を読んで欲しい。この本の中で一番お勧めしたいです。
私は〜でなければならない、
というのをだんだんゆるめて
私は、時には〜となってもよい。
私は、気が向いたら、〜となってもよい。
と変換して考えてみると、心が楽になってくるよ、というような内容。
ここは英語を勉強してる人以外にも、仕事や色々な場面で「自分なんていてもいいんだろうか」と考えたことがある人に刺さるんじゃ無いでしょうか。
全文読むのがしんどい人は9章の「あなたに