鍵空とみやきのレビュー一覧
-
購入済み
泣けました
本編がとにかくダークで究極の愛で
甘くて痛くて。
だからこのサイドストーリー達に癒されました。
特に潮のその後を描いた話が逸材。
カップケーキと可愛い部屋から一転したシーン。
ゾクっとしました。
しおの中にさとうは生き続けるんですよね。
永遠に。 -
-
ネタバレ 購入済み
皆が可愛い
事情を知らない転校生がグイグイくるを読みたくて購入。友達家族と海に遊びに行く西村さん、最初は色々戸惑っていたけど楽しんだ様子で何よりです。皆の楽しみ方に個性が出てて面白いです。
-
-
Posted by ブクログ
愛を知らずに育った少女が、何ものよりも尊い愛を見つける物語です。世界でいちばんうつくしい愛のためならば、何を犠牲にしても構わないという過激な思考も持ち合わせていますが、それも、ようやっと芽生えた愛情を、世界の煌めきを守るための自己防衛とも考えられるでしょう。また、少女──「さとちゃん」は、共感覚に似た感性を抱いていると考えられます。他者の感情、自身の所感を味覚的に表現をすることも多く、それが一層作品に色彩を与えているのだと考えられます。とても、愛に充ちた物語です。愛を貫き通すためにも犠牲は憑きもので、哀しくなることや、少女たちを責めたくなることもあるかもしれません。しかし、愛を、こころを守るた
-
Posted by ブクログ
つまらないと言う訳ではない無いんだけど、展開があまり動いていないから繋ぎ回の印象が強くなってしまった巻だった
しおとの逃避行のために叔母に助力を頼んださとう。さとうがじぶんから叔母に助けを求めるのが意外ならそれに叔母が応えるのも意外だった
いや、全てを愛する姿勢の叔母がさとうの要望に応えようとするのはある意味予想外ではないんだけど、全てを愛する姿勢をさとうに否定され更にはさとうに協力する理由を愛から義務に変えられた上でも協力するとは思わなかったのだ
別の場所では三星があさひの手下に。彼はとことん堕ちていくキャラだなぁ。
かろうじて反逆はしたけどどうなるのかな?三星の行動が回り回ってさとうと -
Posted by ブクログ
ネタバレもう色んな人が追い詰められすぎててヤバイ。
女性恐怖症からロリコンに変貌していた三星が遂にさとうに隷属化…!これ以上おかしくなりたくないと抗っていたのに靴下一つであっさりと。さとうの魔の手は恐ろしい
あさひも遠ざけられてしまったし、最早誰がさとうを止められるのか判らない
そして遂にしょーこが……!!!
前巻、さとうの期待に応えられなかったから距離を置くことになるんだろうなとぼんやり思っていたけど、全く予想外の展開だったよ。今回、しょーこが示した勇気は本来なら賞賛すべきものだったけれど、もはやしおちゃんのためならなんでもする覚悟を決め、善悪の基準が普通からずれてしまったさとうにとってあの勇気は -
Posted by ブクログ
ネタバレ相変わらず瞳孔の開いたキャラが多いこと多いこと
さとうの知らないところで二人の生活が崩壊する予兆が広がっているのが怖い。でも渦中のさとうとしおちゃんはすれ違いを乗り越えて誓いを再び行えたことでご満悦なのが何とも…
ただ、しおちゃんとの生活を守るためにやったあれこれや叔母の殺害(?)を「罪じゃない」と表現していた点にはなんとなく予想出来ても思わず「うわぁ……」となってしまったが
飛騨しょうこが三星の本性やらさとうの違和感に気づき始めたどころか、しおちゃんの家族らしき少年と邂逅するようなので次巻でどのような波乱が巻き起こるのか凄く楽しみです -
Posted by ブクログ
それまでは男を取っ替え引っ替えしていたさとうという高校生の少女がしおという女の子に恋をし、彼女と二人の生活を維持する為に様々なことを画策し、障害になり得る人物はあらゆる手で排除しにかかる話です。
自分の全てはしおちゃんのために捧げるもの、彼女を愛する故の行為として自分自身でもその狂気を肯定し更には何も生き甲斐がなくただ男と遊んでいた以前の自分よりずっと愛に溢れ生き生きしていると自負しています。
事実読んでいてもさとうはしおをとても愛していてその愛が嘘じゃないとは感じますが、その行動ははたから見ればヤンデレそのもの。
当人にとっては最高に甘い恋ですが巻き込まれる他人にとっては痛みを刻む、まさに宣 -
Posted by ブクログ
ネタバレマトモな人間が居ねぇ……
ちょっとロリコンをこじらせちゃったのかなって印象だった三星太陽君まで実際にしおちゃんに出会ったことで吹っ切っちゃいけない境界線を吹っ切っちゃったからなぁ…
第一巻の時は印象最悪だった名も無き不良少年二人組ですが一体どうなったんだ、あの後……?どうやっても五体満足・無傷で生還できる未来が思い浮かばない。相手が悪かったね
愛と狂気がどろどろした感じに同居している本作。「さとう」と「しお」というあまりに歪過ぎる二人の少女を中心として織りされる物語の過去には一体何があったのか?普通の虐待とかでは済まされない感じのとんでもなく邪悪なナニカが潜んでいそうで、最早ヤンデレ百合 -
Posted by ブクログ
トゥエルブの深掘りがされる巻なのだけど、サーティンと先生をくっつけようとする彼の真意は変わらず描かれない
けどトゥエルブにとってサーティンが何よりも特別な存在である点ばかりが強調されている
トゥエルブと若草の関係性、若草がほぼ失恋状態でありながら自壊しなかったが為に甘えていた部分は有ったんだろうな…
だから彼には何を言っても自壊する事なんて無いという驕りがあったのかもしれない。それが終盤の悲劇に繋がったのだろうし
対するサーティンは白雪に訪れた悲劇に一杯一杯か…
そのような心境だったからこそ、アリスを目覚めさせ白雪の暴走状態を抑えた先生により依存する形になってしまうのだろうけど
またも