琴坂将広のレビュー一覧

  • 経営戦略原論

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    ネタバレ

    経営戦略論の系譜が詳しく取り上げられている。これをさらに柔らかくすると「経営戦略全史」(ディスカヴァー・レボリューションズ, 2013年, 三谷 宏治(著))になるイメージ。

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    2018年11月07日
  • 経営戦略原論

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    経営戦略学史。実務との乖離が指摘される経営学だが、事例を統合史一般化する作業には時間が必要で、実際は企業経営の環境の変化に合わせ、経営学も大いに変化している。
    ここでは、戦争の戦略における予算と目的遂行から始まり、テイラーなどの大量生産技術をどのように生かすかということで、安定した需要環境の中で経験曲線をどれだけ先に進めるかというBCGマトリックスが生まれた。オイルショックを経て単純な大量生産による業績拡張が難しくなってくると産業間の利益率の差異から、外部環境を詳細に分析するポーターのファイブフォーシズは生まれ、差別化/コストリーダーシップ/フォーカス戦略が誕生する。情報技術や国際化で
    外部環

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    2018年11月05日
  • 領域を超える経営学

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    今一番旬だと思われる。国際経営論について経営の現場で培った経験をふまえた経営論です。大変面白い内容で、たぶん2014年度のビジネス書のベスト10は間違いないでしょう。グローバル化している企業の皆さんはご一読を

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    2014年04月06日
  • 領域を超える経営学

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    本書の目的は「経営学の学問的価値の底上げ」にあるようで、いわゆる経営ノウハウ本の類とは全く内容を異にしている。従って、実際の現場における意思決定にすぐに役に立つというものでは少なくともない。
    経営の現場に役立たないものは経営学とはいえないのではないか、という声も聞こえてきそうだが、こうした学問としてのアプローチは、学問領域における本質を理解する、という意味で極めて有効だと思う。本書においては、経営学の本流をなす学説とその成り立ち、更にそらら成立の背景や境界を接している学問との関連などをかなり網羅的に論じており、経営学の領域での知見を広げるという目的においてはよき手引書だと思う。
    思えば、15年

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    2014年03月08日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    あんまり私にはフィットしなかったけど、これから事業をやるぞって人にはよさそう、というか元気付けれれそうと思った

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    2025年07月27日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    近年一定の成功を収めている起業家の話をテーマ毎に纏めている本書籍、読み物としては面白かったです。ただ、起業時の参考になるかと言うと、必ずしもそうではないと思いました。この本の目的ではないでしょうが、各項目に記載ある当時の苦しみ等をもう少し深掘りして貰えればよりよかったなと思います。

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    2023年01月05日
  • VUCA時代のグローバル戦略

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    自分にとって、前作「コークの味は国ごとに違うべきか」のインパクトが強すぎたので、この著作が当時のインパクトを乗り越えていない。

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    2021年02月05日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    起業の流れ、発展具合がわかって良かった。みないい学校卒でもあるけど行動力が素晴らしい例だと思う。分厚いけど文字大きめスペース多めなのでサクサク読める。

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    2020年12月18日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    ラクスル、メルカリ、グノシー、サイタ等、日本を代表するベンチャー企業の代表者達が創業の経緯、苦労、マーケティング、ビジネスモデル構築、資金調達等を熱く語って頂いている本です。初めの一歩目を踏み出す事が如何に大変かを感じられる本です。あと、巻末の代表者達へのQ & Aは簡潔で為になりました。

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    2020年09月27日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    久しぶりに起業関連本を読んだ

    蟻が巨像を眺める体験

    蟻でも巨像の肩に立ち、
    遠くを見ることができた

    その景色を忘れずに


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    2020年06月16日
  • 経営戦略原論

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    グロービスでおなじみのフレームワークを歴史的文脈の中で評価する著書。PPMなどが時代遅れであることなど、相対化できるのは非常によかった。
    とは言え、2000年以降の学説紹介が少なく、実務で使えるフレームワークは一体なんなのかが不明でモヤモヤは残った。

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    2019年01月18日
  • 経営戦略原論

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    理論と実践の架橋を目指したという戦略論の本。
    500ページの大ボリュームで、かなり広範は内容が盛り込まれている。初めて戦略論を勉強する人より、スタンダードな戦略論のテキストをいくつか読んだことのある人の方が向いていると思う。
    一方で、盛り込みすぎて散漫になっている気もするし、全体を貫く統一的な視点がないようにも思う。

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    2018年07月22日
  • 領域を超える経営学

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    ネタバレ

    ・気鋭の経営学者による「国際経営という旅のガイドブック」。

    ・経営学という「学問」であるため、止むを得ないところかもしれませんが、抽象論が多く、実際の業務で直接役立つという部分は少なかったかもしれません。

    ・一方で、視野・視座というところでは、ヒントになるような部分も多かったように思います。
    ■原材料から最終製品に至る価値連鎖の中で、力を持つことができるのは誰なのか。
    ■グローバル統合への圧力とローカル適合への圧力のそれぞれの強弱で、取り得る戦略の方向性が異なる
    などなど。

    ・少なくとも、自分自身の知見がまだまだ不十分だと思い知らされるきっかけになりました。

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    2016年02月14日