琴坂将広のレビュー一覧

  • 領域を超える経営学

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    『新興国の企業が、多様多種な手段を駆使して引き抜きにかかる現状において、競争力の源泉たる「グローバル統合に対応できる人材」を、集団としてのつながりや、日本人としての責任感というような、重要ではあるものの、弱まりつつある日本独自の価値観のみで縛り続けることが、果たしてこれからも持続可能なのでしょうか。
    国際的に競争力のある人材に対して正当な対価を与えることができないのであれば、正当な価値を与えることができる企業に人材が流出するのは当然の成り行きにも思えます。』

    非常に勉強になった一冊。
    「グローバル統合に対応できる人材」と「ローカル適合を実現させる人材」の違いに納得。

    日本人で、日本語が出来

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    2014年07月08日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    起業し成功された方々の事例も交えながら、起業のhowtoを教えてくれる本。
    日々様々な情報に触れて市場を知ることから始めたい。

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    2024年08月04日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    起業のポイントをプロセスごとに整理されており、分かりやすい。またポイントごとに具体的な事例が記載されているため、よくあるわかりきってるような一般的事項や理想論ではなく納得性があって良い

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    2024年04月04日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    ネタバレ

    今をときめくスタートアップ起業家達の立上げ時や黎明期の苦労話を取材によって解き明かした本。著者は、Yahooグループのベンチャー投資ファンドであるYJキャピタル代表の堀氏である(他2名の凄い経歴方との共著でもある)ことから、その立場からしか知り得ない貴重な経験談が満載となっている。

    本書で扱われている主な企業とサービスは、いずれもTVCMやネットで話題となっている企業ばかりである。
    - メルカリ
    - BASE
    - ビズリーチ
    - グノシー
    - SPEEDA
    - クラシル

    起業の成功方法を一般化することは難しいが、経験者から学ぶ事を放棄する事は愚策である。本書は優れた起業家達の姿を間近で見て

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    2023年12月10日
  • 経営戦略原論

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    経営とその周辺領域との関係性にも注意しながら、古典的理論・実践から現在の複雑化した理論・実践まで触れて説明されている。マネジメントや数字の管理においては自動化・最適化は可能。だが、結局戦略面の最高の選択は分からないので、トップがビジョンを語ってメンバーの士気を上げて組織全体で頑張るみたいなことかなと。その頑張り方のパターンももちろんたくさん触れられている。

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    2023年09月14日
  • 経営戦略原論

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    経営戦略について、社会科学としての普遍的な法則性の面と、実学としての最適な処方箋の面と両面で書かれている。経営戦略が作られてきた、変わってきた歴史から学べる点が勉強になる。
    戦略策定においては、商品や業界のニーズの変化の歴史を追っていくことが大事であるが、その中で作られてきた経営戦略の歴史も理解できるという点で有効であると考える。

    学びメモ
    ・現代の戦略は必ずしも人間の完全合理的な判断を前提にすることもなく、外部要因と内部要因の論理的な検討のみで編み出されるものではない。人間的な要素が盛り込まれ、感情などの不確定性の高い要因が影響を与えることもある。
    ・戦略は、実行される前に計画立案されるも

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    2023年08月12日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    世の中で知られてるプロダクトの誕生秘話が具体的に語られていて等身大という感じで学びが多かった。
    時間軸や具体的なアクションの面で参考になる

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    2023年08月05日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    "本書を熟読したあなたは、先人たちの苦悩を疑似体験し、これらの不確実なプロセスを乗り越えるために必要な最低限の体系的な知識をインストールできたはずだ" このメッセージが本書の目的だと思う。そしてこらが有益か否かは自分次第と。

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    2023年03月14日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    起業家の成功の秘訣を、インタビューとデスクトップリサーチを通じて浮き彫りにし、それらを一定体系化してまとめたもの。
    起業のリアリティが色濃く感じられた。とともに、自分は0→1の起業家タイプではなく1→10を支援する参謀タイプだな、とも改めて感じることとなった笑

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    2022年09月17日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    非常に面白かった。
    特に具体的なスタートアップ各社のプロセスが見れたのが大きい。
    概念として理解するだけではなく、具体的にどういうつまづきをどの会社がしたのかとか、どうリカバリしたのかがわかると知識に深みが出る。

    スタートアップの失敗一位が「市場が存在しなかった」とかはドワンゴの川上さんが言ってたように「レッドオーシャンしかやらない」ということにもつながるとか、いろいろ、他の情報との連携が取れて、思考の深みが出る本。

    ユーザーインタビューもそれ自体の情報価値はなく、そこから得るインサイトにある、など、色々セオリーが整理できて良かった。

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    2022年08月25日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    自由主義 現場に任せる そしたらもっといいものをつくってくる場合がある。エンジニアは言われたものを作るだけではダメだ

    優れたサービスは未完成でも人がくる

    創業期にまつわる事業運営経験をベースに親身なアドバイスをしてくれるエンジェル投資家は心強い。
    リソースが足りない時期にハンズオンの支援で助けてくれる投資家も頼もしい

    鵜呑みは絶対にしてはいけない。

    高い目標を持つ。
    得意なことをやる
    諦めない

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    2022年06月11日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    スタートアップの起業フローを追体験できる貴重な書籍。第2章「最初の仲間を集める」と第5章「資金を調達する」は、一般会社員だと身につかない感覚。会社設立って難解なパズルをみんなで頭を捻って解く作業で、ビジネス面白いかもしれないと新たな発見ができました!ビジョナルとエウレカの話が個人的には好きです。

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    2022年03月06日
  • 経営戦略原論

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    経営戦略が時代背景とともに発展してきていることが良く分かった。そして、実務家の気にする行動に関する理論が弱いことも。

    戦略と行動の断絶が、日本のような実務たたき上げの経営者が多い組織では、戦略的意思決定が行われず、管理的意思決定と業務的意思決定に終始する原因のひとつになっているのではないか。

    経営のビジョン、目標、戦略、予算の間に断絶が存在している。どれも耳が痛い指摘ばかりだ…。

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    2021年08月18日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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     起業のお勉強。

     多くの起業家が「社長の仕事は雑用です」と言う。創業者以外のメンバーは明確な役割を期待されてチームに加わっているため、与えられた役割を全うすることに一生懸命になる。結局、最後の頼みの綱は社長なので、社長自らが役割を限定しないことが重要だ。
     共同創業者がプログラミングしかできない人であれば、社長自らが法務局に行って登記をしないと会社は始まらない。お金もなく、採用ができない内は、最終的に、社長が能力の有無の関係無しに手を動かさなくてはならない。
     財務、経理、人事、労務、法務、総務、庶務などのすべてに、それらの設計と運用がまだ複雑ではないこの時期に関わることは、経営者としての

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    2020年11月28日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    500ページにもなる分厚い本だけど、事例も豊富でとても読みやすかった。
    スタートアップや企業に興味がある人にはお勧めできる本。

    コンサル出身の大学の先生と有名コンサルの息子で今はVCで働く二人が
    スタートアップ成功の普遍法則と有名起業家のコメントをもとに機能的に補足した内容です。
    結構、有名起業家の事例が多くて、ふわふわした一般論だけでなく、
    具体的な内容に踏み込んでいてとても参考になります。

    個人的に意外だったのが、成功した起業家は、
    結構海外の事例や競合の事例をリサーチして調べているということ。
    自分のプロダクトやサービスのトライ&エラーに時間を使っていると思っていたのですが、
    それだ

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    2020年11月16日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    課題を感じてたとしても、お金を払わないことが
    たくさんあるというのがめちゃくちゃ腹落ちした。
    これ意識してフィジビリするか本当に大切。

    メモ
    ・自らが戦う領域において、誰よりも詳しくなるまで情報収集をしていた
    ・とにかく海外の事例を見続ける
    ・MVV浸透のために、普段から口にできるように会議室名にする
    〇仮説の検証方法
    2つの不発
    ・課題を感じてても、お金を払う人がいない
    ・市場が大きくても、解決するセグメントが小さい

    ・構想段階のアイデアを利用するかどうかについて、
     顧客の声を聞くことに意味はほとんどない
     →実際にサービスを使うかで検証しないといけない
    ・必要最低限のプロダクトで検証

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    2020年09月11日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    今までブラックボックス(だと思っていた?)起業のノウハウを体系的にかつ、分かりやすく学ぶことができた。

    さまざまな起業家の方々はやり方や思考は違えど、共有して勝ち筋を確かに持っているという印象を受けた。それは人の何十倍もの情報収集や検証を重ねた結果、定量定性的に確証が得られたからではないか。

    行動力には本当に学ぶべきことが多い。

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    2020年09月11日
  • STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか

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    複数人の国内の起業家の具体的なエピソードをまとめた本

    あんまり抽象化しすぎてエッセンスだけとった本よりも
    こういう具体的な本が好きなのでよかった

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    2020年08月01日
  • 領域を超える経営学

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    企業倫理が未来を変える
    グローバル企業の経営について書かれた本。
    「企業倫理が未来を変える」という章は新鮮であった。
    その章では、ヨーロッパに展開するスターバックスの節税スキームが記述されていた。三つの国をまたいでビジネスをする事で税を回避するという話である。これは倫理的に正しくない事であるが、相対的な判断しかできないこともある。例えば、先進国側から見たら間違っているが、発展途上国側から見たら正しいという場合である。Appleの例では、端末製造の下請けとして中国の労働者が雇用されていて、その人たちは先進国の人からすると、刑務所の様な所で生活している。しかし、現地の人からすると仕事や住む場所が与

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    2023年12月26日
  • 経営戦略原論

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    世の中の「経営戦略」を網羅できる便利で読み応えのある一冊。辞書的にも使えてオフィスに一冊は必携。例えて言うなら経営戦略に関するサピエンス全史で過去からの大きな流れを整然とつかめるし、なぜそんな考え方が生まれそして廃れたのかについても理解できる。ところどころに入っている著者のコメントが気が利いていて勉強になる。この本を書き上げるのに5年かかったと言うが、これだけ多数の論文や書籍、学会発表を参照して分析するなら、それくらいはかかるだろうと思える大作。

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    2018年12月12日