大平しおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ妙な所に出来た洋菓子屋は、一年限定というヘンな店。
しかもその店のせいで好きな人と離れ離れになってしまうという状態に
八つ当たりをしにいけば、商品を台無しに。
感情に任せて、ついバイトをする事に。
好きな人に近付くための努力が涙ぐましい…と思ってしまう内容でした。
そこまでしたのか! という方向で。
しかし相手は夢を追う男。
後半、何だかやってきていますが行動が遅すぎる、としか言いようが。
もうこの時点で傾いてますし。
やはり人間素で接せられる相手がいいかと。
などという、昔の男(?)はどうでもいいとして。
ケーキが作れなくなった男、こやつはツンデレですか?
いや分かりづらい優しさ?
何か -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙に惹かれて、ここでの評価も悪くなかったので購入
読み始めは、明海が表紙から受ける印象と全然違って、ちょっと戸惑ったけど、慣れてしまえばサクサクと読み進めてしまった
明海ってばぶっ飛び過ぎ 物理的にも何回かぶっ飛んでるけど
全体的にコメディタッチな感じだったなー
メイン二人はもちろん、周りの人達のキャラもなかなかで、お祭りの様子もなかなかすごくて、面白いし、伏線もちゃんと張ってあったりするから、骨組みは結構しっかりしてるんだけど・・・最後はあっさり終わりすぎな気がしないでもない
明海が竹下への想いに気付いて、六年にも及ぶ初恋に終止符を打つところも結構あっさりしてたかな
6年って長かったけ -
Posted by ブクログ
★すべてのものには来歴があります
・もっと、『遠野物語』を生かしたらよかったかも。
・美月の先輩の森滝の夫が神隠しに遭った。
・刀がなくなったと言うヘンな格好の男が来た。
・着ぐるみと動物園。
・美月の失ったものとは?
【一行目】 別れ際、祖父からの餞の言葉は、ずいぶんと妙なものだった。/ 『いいか。人生に迷ったら、昔話を読みなさい』
▼姫神郷土博物館についての簡単なメモ
【伊能】刑事。勇太の上司。
【岩手県民】『遠野物語』と宮澤賢治と石川啄木は幼少期から刷り込まれ暗誦できなければわんこそばに挑戦する権利すら与えられない。
【沖田総司/おきた・そうじ】→総司
【着ぐるみ】このあたりは -
Posted by ブクログ
読書録「スイーツ刑事」3
著者 大平しおり
出版 メディアワークス文庫
p70より引用
“ 万引き犯、泥棒、非行少年……巷に溢れ
る彼らが好んで寄りつくのは、中途半端に人
目につかない場所だった。完全な四角はかえっ
て怪しまれ、警備の目もあるもの。誰もが通
るようで、誰も気にしない場所。そここそが、
日陰者たちの集う場所でもあった。”
目次より抜粋引用
“スイーツ巡査
ウェディングケーキ殺人事件
事件の夜
消えたパティシエール
殺人現場でケーキカットを”
甘いもの好きなキャリアと和菓子屋の娘の
二人の刑事を主人公とした、長編ミステリ。
夜遅くまで空いているケーキ店で一人ケー -
Posted by ブクログ
家業を継げと言い続けられた主人公は、とある事により
刑事を目指す事に。
そして出向いた場所にいたのは
目指すきっかけとなった相手。
しかも上司。
しかもやたらに甘いものを食べ続けているという…。
糖尿病とか大丈夫ですか? という食べ方です。
ウェディングケーキの中からこんにちは、な事件ですが
先入観はやはり刑事になったら捨てないと…です。
とはいえ、どこかしらあるものですが。
2時間ドラマのようなフラグに、もしや?! と思ったら
それの上をいく数になってしまってました。
これはこれで…すごい。
いやでも、結局昔の事件での…はどこへ??
話自体はミステリーと言えばミステリー。
本格的、では