大平しおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ妙な所に出来た洋菓子屋は、一年限定というヘンな店。
しかもその店のせいで好きな人と離れ離れになってしまうという状態に
八つ当たりをしにいけば、商品を台無しに。
感情に任せて、ついバイトをする事に。
好きな人に近付くための努力が涙ぐましい…と思ってしまう内容でした。
そこまでしたのか! という方向で。
しかし相手は夢を追う男。
後半、何だかやってきていますが行動が遅すぎる、としか言いようが。
もうこの時点で傾いてますし。
やはり人間素で接せられる相手がいいかと。
などという、昔の男(?)はどうでもいいとして。
ケーキが作れなくなった男、こやつはツンデレですか?
いや分かりづらい優しさ?
何かもう最後の方で、やっと自覚した女の子の行動とともに
にやにやしてしまいましたがw
最後の方、これ好きな人にやられたらいいけれど
どうでもいい人にやられたら引くかもしれない、という演出が。
引く、と言えば、人様の職場にて待ち合わせをした挙句
振られてしまったあの人…。
場面を想像すると、こちらも涙なくしては語れない状態。
しかもクリスマス。
しかもケーキ受け渡しで人いっぱい。
全編通して言える事は、舞台が舞台なので
美味しそうなお菓子が出てくる出てくる。
多少お腹大丈夫な時か、想像しないかで読まないと
終了した時、かなり危険かと思われます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙に惹かれて、ここでの評価も悪くなかったので購入
読み始めは、明海が表紙から受ける印象と全然違って、ちょっと戸惑ったけど、慣れてしまえばサクサクと読み進めてしまった
明海ってばぶっ飛び過ぎ 物理的にも何回かぶっ飛んでるけど
全体的にコメディタッチな感じだったなー
メイン二人はもちろん、周りの人達のキャラもなかなかで、お祭りの様子もなかなかすごくて、面白いし、伏線もちゃんと張ってあったりするから、骨組みは結構しっかりしてるんだけど・・・最後はあっさり終わりすぎな気がしないでもない
明海が竹下への想いに気付いて、六年にも及ぶ初恋に終止符を打つところも結構あっさりしてたかな
6年って長かったけど、片思いだった分、和志の留学で離ればなれになって、竹下に出会って、半年の間に気持ちは少しずつ移ってたのかもなーって考えればそうでもないのかもしれないけど
でも、最後に自分の気持ちを抑えて竹下の背中を押した明海は、和志が留学してしまった時より成長してて、竹下だけじゃなくて、明海も一緒に成長してたんだなって感じられた
ハロウィン後から徐々に切なさが増して、どうなるかと思ったけど、無事にハッピーエンドでよかったなぁと思う反面、あのあっさり感が何とも言えずもやもや
続編はやっぱ出ないかな 二人が付き合ってからの様子も少し見てみたいし、どういう形で二人が一緒に居るのかとかも見たいのに!
宮館と杏菜の将来も気になるし・・・
番外編の短編集とか出してくれないかなー
それにしても、魔法使いのハーブティーに続いて、、このリリーベリーも、ケーキやお菓子の描写はお腹が空いてくるし、ケーキを作ったり食べたりしたくなってくるね -
Posted by ブクログ
★すべてのものには来歴があります
・もっと、『遠野物語』を生かしたらよかったかも。
・美月の先輩の森滝の夫が神隠しに遭った。
・刀がなくなったと言うヘンな格好の男が来た。
・着ぐるみと動物園。
・美月の失ったものとは?
【一行目】 別れ際、祖父からの餞の言葉は、ずいぶんと妙なものだった。/ 『いいか。人生に迷ったら、昔話を読みなさい』
▼姫神郷土博物館についての簡単なメモ
【伊能】刑事。勇太の上司。
【岩手県民】『遠野物語』と宮澤賢治と石川啄木は幼少期から刷り込まれ暗誦できなければわんこそばに挑戦する権利すら与えられない。
【沖田総司/おきた・そうじ】→総司
【着ぐるみ】このあたりは空間がねじれていて着ぐるみに入るのが流行っているらしい? 美月も着ぐるみ喫茶で「潜入捜査」してるし優衣は動物園で着ぐるみに入るバイトをしているし勇太もパンダザムライに入ることがある。
【近藤優衣/こんどう・ゆい】→優衣
【近藤優子/こんどう・ゆうこ】不動産会社のおばさん。当然ながら後に登場した近藤さんたちのお母さん。
【近藤勇太/こんどう・ゆうた】→勇太
【佐倉茂知/さくら・しげとも】依頼人。さくらもちと読んではいけない。金色のスーツに七三分けのキツネ顔の男。要所で訛る。相手を「マイフレンド」と呼ぶ。ばあさんの遺品の刀がなくなった。
【士郎/しろう】森滝の夫。機械メーカー勤務。神隠しに遭う。埴輪づくりが趣味。
【総司/そうじ】沖田総司。語り手。名前で苦労している。騙されてほぼ無一文。姫神郷土博物館に転がり込むことになったが「おばけ」が怖いので出そうなここにはあまり向いていない? 外見は文学青年だが大学で学んだのは化学。オバケがいないことを証明したかった。
【祖父】郷土史の研究家。十八まで育ててくれた父代わりの存在。故人。
【月待亭/つきまちてい】姫神郷土博物館に併設された探偵事務所。失せ物捜しが専門。
【動物園】祝山という山にあるらしい。けっこう盛況。名物は「お山の大将ソフト」というバナナ味のソフトクリーム。
【博物館】法律では登録博物館、博物館相当施設、博物館類似施設のみっつがある。姫神郷土博物館は博物館類似施設に分類される。
【パンダザムライ】《クールにしてニヒル、子供に媚びず権力に歯向かわず、悪人には正義の鉄槌が下るようきちんと通報する小市民的ヒーロー》p.133。通称「パンザム」。
【土方美月/ひじかた・みつき】→美月
【姫神市/ひめかみし】大学に合格した僕が暮らすことになり無事に卒業し路頭に迷っている町。平成の大合併でいくつもの市町村がくっついたのでおそろしく広く海あり山あり県レベルの広さだがおそろしく人口密度が低い。
【御手洗村/みたらいむら】僕と祖父が暮らした村。雪女の泣き声も聞こえることがある。
【美月/みつき】土方美月。姫神郷土博物館の館長。黒髪ロングの眼鏡美女。むかしなにかたいせつなものを失いそれを捜しているらしい。
【南田】動物園のパンザムの中の人。
【昔話】祖父いわく《人生に迷ったら、昔話を読みなさい》p.5
【森滝/もりたき】美月の先輩。
【優衣/ゆい】近藤優衣。近藤勇太の妹。姫神高校に入ったばかり。かわいい。動物園できぐるみに入るバイトをしているが侍の幽霊が出る。
【勇太/ゆうた】近藤勇太。刑事。美月の幼馴染み。
【来歴】《すべてのものには来歴があります》と土方美月は言った。