Chiyokoのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人にとりついた悪霊を解きはなってくれる技を持ち
職業としている人達を<ミタマウツシ>といい
感謝されるのは最初だけ、という大変な職業。
だっただけなのに、何やら妙に色々巻き込まれたりして
ついには追われるはめに?
もう最初の段階で、前に合ったやり取りと今が
まったく違うもので違和感を覚えていたら
やっぱり~な展開が。
ここまできっちり仕事をこなした事に職業プロってすごいな~と。
多分、そういうわけではないかと思われますがw
夢で出てくる神様は、どう考えても…なのですが
実物を見ていると別物、に考えてしまうものかと。
声もきっと違うでしょうし。
しかし結局彼女…というか、あの職業の地位は
多 -
Posted by ブクログ
シリーズ2巻目ですが、1巻読んだの何年前だ、です(殴〉。
とはいえおおよそは覚えていたので、懐かしく読めました。
今回は前回サブだった青木君が主役?かも。
彼の葛藤と一応シリーズ主人公?の玲子の葛藤には
重なる部分もあって面白いです。
あと、前巻の感想でボロクソ(笑〉だったハルの過去も明かされ
るので、より可愛くなっています(ぇ。
彼の心情が少し見えると、1歩引いてる玲子の態度は
痛いよな…て1巻の彼の振る舞いのせいでしょうけど(笑〉。
しかし、まだまだ続く、て感じなのに続刊はないので、
打ち切りかなぁ…。まぁ、終わってねぇぇ!て叫びたくなる
ほど尻切れではないけど。 -
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「でたまか」のChiyoko先生の挿絵ということで、完全にジャケ買いでした(すみません)。
なので内容はあまり意識しなかったので、新鮮な気持ちで読めましたね。
…が序盤は結構気に入らないか?と思いました。
ヒーロー(笑)で表紙にもいるしで主人公とも言えるハルはかなり一応主人公であり語り手である玲子に対して「つっけんどんでよそよそしいのに馴れ馴れしい」のでかなり気に食わず、「わしゃ全然こんな奴アウトオブだべ」て感じで感情移入できなくて。
親しくない時から必要以上に嫌な態度取る人はどうにも嫌いなので…まぁ彼には「やっぱり」な理由があるんだけど。
ところが、物語が進むにつれ彼「ら」の背景も解って -
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いよいよでたまかも残すところあと1冊。
読むにつけ「やっぱでたまか面白いーーー!」と思うので、寂しいなぁ。
とはいえ第2部(アウトニア王国再興録)後半以降はメイの出番がおっそろしく減るのでそもそも寂しいのですが…。
皮肉にも?主人公マイドの出番は今回はやっと多目でした。
あとメス猫カルテット(ネカン・ヨニ・オノチ・アーヤ)+ワタル+コーリンなんかが活躍。
ですが、今回助演女優賞(笑)なのはコットンちゃん。
最後にチョイと出るだけですが素晴らしい。
マイドはアウトニアを護るために帝国と戦いますが、同じように帝国の中でも皇帝アリクレストと敵対する人物達が戦いを開始します。
マイドを理解するエリス -
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怒涛の展開の第3部3巻。
怒涛すぎて展開が急にも思えるのですが、展開も一刻(&一国!)を争う感じが出てたかな、とも思えるので微妙なトコロです。
2巻より面白かったですけどね。…と深刻な展開すぎて「面白い」て言葉に戸惑うくらいなんですが。
何と言ってもチャマーさんが可哀相!
あの、あまりにあまりに切ない決断は、人間の愚かさを具現化したような皇帝アリクレストの行動によって阻まれ、失敗。
最後のほうであまりに人間的な姿を見せた彼(前巻のマイドにそっくり!)には、「もう限界だ」と聞こえるようでした。
その彼とともにどこまでも強くあろうとするエリスさんにも泣けてきます。
一方、彼らの光明にもなっていき -
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久々の「でたまか」です。
今回の話はとっても恐ろしいお話でした。
今まであまりエンタメで見られなかったのが不思議といえば不思議かもしれない、人間の理屈が通用しない、行為そのものにも「善」も「悪」もない、でもその行為は明らかに人間にとっては脅威。
病気のウイルスのような存在がでたまか第3部の敵なんですね。
で、物語の中の世界も現実と同じで1本化された統一世界ではないので、世論や政治的・宗教的相違から真実はぼかされたりもみ消されたり。
しかしそういうコトも「些細な事」に思える(怖…!)くらい、この「ザナックス」て敵は恐ろしいです。
そりゃ、ウイルスに星をあっという間に食い尽くされるようなものです