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Posted by ブクログ
いよいよでたまかも残すところあと1冊。
読むにつけ「やっぱでたまか面白いーーー!」と思うので、寂しいなぁ。
とはいえ第2部(アウトニア王国再興録)後半以降はメイの出番がおっそろしく減るのでそもそも寂しいのですが…。
皮肉にも?主人公マイドの出番は今回はやっと多目でした。
あとメス猫カルテット(ネカン・ヨニ・オノチ・アーヤ)+ワタル+コーリンなんかが活躍。
ですが、今回助演女優賞(笑)なのはコットンちゃん。
最後にチョイと出るだけですが素晴らしい。
マイドはアウトニアを護るために帝国と戦いますが、同じように帝国の中でも皇帝アリクレストと敵対する人物達が戦いを開始します。
マイドを理解するエリスさん、そして前皇帝ダイテツ7世。
マイドとアリクレストって「人徳だけを持つ男」と「人徳以外の全てを持つ男」の対決ですなー。
それぞれが進むその後の人生がどちらが価値あるものかを語ってます。
他の人物達はこの2人の間を葛藤しながら行き来しているのかも。
で、コットンちゃんですが、帝国軍に辞表を出し、マイド(そして何よりケルプv)の元に向かおうとする直前、ヴァーチャル空間でエリスとダイテツ7世に出会い、協力を要請されます。
マイドやケルプたちと「同じ想い」を抱く彼らの想いにうたれ、要請を受ける彼女。
「ケルプ、ごめんね。またあんたのところに行くのが遅くなっちゃうね。
でも、いいよね。
私たちは同じところに向かって歩いてるんだもの。」
…アスカガだぁーーーーー!てか45話のアスランそのものだーーーーーー!
かなり泣けました。
こういう想いを抱く彼女、そんな彼女を愛するケルプ。素敵ですなぁーーー!
他にも「青雲立志篇」で微笑ましかったティーとユーさんのバカップル(違)も見れます。
ここからあのお話に繋がるんですね