高橋尚子のレビュー一覧
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等身大の高橋尚子さんの人生に対する、愛情に溢れた内容です。言葉の一つ一つに彼女の想いや考えが凝縮されていて、力付けられる言葉のプレゼントが詰まっていました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。
疾風に勁草を知る。
丸い月夜も一夜だけ。
ちょっとだけ頑張る、を続ける。最後にあと5分10分プラスする。
マラソンはどんなに疲れても練習を続けなければいけない教義。
つらいとき、逃げたいときこそチャンス。
自分のことに必死で、他人と比べないくらいギリギリの練習をする。
夢にたどり着く道筋が見えてくると、目標に変わる。
6時半から9時半練習、朝食後マッサージ、14時から18時練習。一日を全力投球で過ごすこと。
苦しいときはマントラを唱える。
痛い目に合っても、失敗すらできない人生よりずっと楽しい。
これ以上無理、と感じた時、諦 -
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Posted by ブクログ
ネタバレマラソンランナー高橋尚子を支えてきた「言葉」集。いわゆる名言、箴言ではなく、身近な人からかけられた言葉や、自身が発した言葉などがほとんどで面白い。逆にそんなリアルな、なにげない言葉だけに普遍性はないのかもしれないけど、彼女の現役時代の破竹の勢い、シドニー五輪での金メダル、挫折、復活、そして引退、その後の活躍をリアルタイムで知っているからこそ響くものがある(なので、今の高橋尚子しか知らなかったり、同時期に彼女の活躍を見てなかった人には、「なんだ普通のことじゃん」って感想しか残らないかもしれない。)
そんな彼女の半生に寄り添った言葉と共に、彼女自身によって語られる当時の様子も興味深い。常に、明るく -
Posted by ブクログ
“身長171cm、体重78kg、腹囲100cm、メタボ歴10年の中年ライターが、東京&ホノルルマラソンに挑戦!”した本です。
やたらに“メタボ”を連発されていますが、この身長と体重だと一番太っていたときの自分の方が、BMI値は高かったなぁ…。
初心者がマラソンに挑むという点では喜国さんの『東京マラソンを走りたい』と雰囲気は似ていますが、喜国さんの本が一つのレースについてかなり濃密に描いているのに対して、本書の方は一つ一つのレースについてはあっさり触れている程度、という感じがします。
その分たくさんのレースの話が載っていますから、一長一短ですかね。
高橋尚子さんは、要所要所でアドバイスを