高崎卓馬のレビュー一覧

  • 表現の技術

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    人が人に何かを伝え何かを残す。そしてそれだけをひたすら追求すると、「探してでも見たい」「教えたくなる」コンテンツとしての魅力が生まれる。

    人生をきちんと削って、何をどう言うかに真剣に向き合って、嘘を1つも許さずに作ったものには魅力が生まれる。
    確かにそういう本や映画は、言葉では表せない魅力がある

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    2024年10月05日
  • 表現の技術

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    忘れられない企画づくりの極意。商品のゴール、競合との差別化。最も消費者が気持ちいいと思うインサイトの発掘。そしてその先に、忘れられない表現を生み出す数々のtipsを学んだ。笑い、つまり人に伝えたくなるような心動く仕掛けについてもっとパターンと構造を収集しようと思う。

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    2023年12月17日
  • オートリバース

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    ラジオドラマ聴いてたけど、細かい描写がわかって良かった!
    高階も直も、もう作間と猪狩の声で再生される、笑笑
    ラジオでは泣いたけど、やっぱり本でもうるっとくる、、

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    2023年03月19日
  • まっくろ

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    保育園で借りました。
    周囲の心配をよそに、くる日もくる日も画用紙をまっくろに塗り続ける男の子。最後にバァッと目の前が明るく開けるような、予想外の展開が素晴らしいです。

    子どもが何かに夢中になっている時、それがこちらの期待と違ったり、理解できないものだったりすると、不安や心配になってつい注意したり、止めさせたり、こちらの期待通りに軌道修正しようとしたりしてしまいがち。
    でも、そこでこちらの期待や価値観を押しつけずにそっと見守ってあげれば、その先にはその子の世界が豊かに広がっているのかもしれない。

    これから子育てをしていく中で、時々思い出したい本です。

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    2022年01月21日
  • まっくろ

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    その子の秘めたものを信じるというか、そういう気持ちを持って人と接しなければいけないということを改めて学んだような一冊。素晴らしい絵本です◎

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    2022年01月08日
  • まっくろ

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    ネタバレ

    男の子が画用紙をまっくろにぬりつぶす理由。この子の心に浮かんだこと......優しさあふれる絵だなぁと思います。黒井健さんの絵が最高にいい!

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    2021年11月17日
  • 表現の技術

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    ネタバレ

    方法論はあくまで方法論。そのままなぞっても強い表現が生まれるわけではありません。方法論を見て人は心を動かしたりしない。方法論とは正しく悩む方法でしかないのかもしれません。正しく深く誰よりも悩んだ先にしか、方法論を越えた先にある強い表現は生まれないのです。ちゃんと苦しんだものしか面白くないのです。

    表現の使命の1つはその表現と出会う前と後でその表現と出会った人の何かを1ミリでも帰ること。

    感情は振り子である
    人は笑う前に必ず驚いている

    人の心に触れると言うのは、振り子の揺れを作ると言うこと。嘘のない言葉、物語への期待、などいくつもの間ものくぐり抜けて慎重に、そして大胆に、アイディアをつけて

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    2019年12月07日
  • 表現の技術

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    著者は例のアレで一躍時の人になったわけだけども、本書の内容的にもいろんな意味(もちろんいい意味でも)でD社だなあと。

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    2019年01月03日
  • まっくろ

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    心に浮かんだ絵を描こう。周囲の心配をよそに、男の子はひたすら紙を黒く塗り続け。。

    知ってるな。。と思ったら20年前に話題になったCMが元の絵本、確かに印象的だった。
    タイトルも、ざらざらした印象の色彩(このような紙に描いているのかな)も全面の黒っぽさも目を引く。黒井健さんはこのような絵もおかきになるのね。

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    2025年02月09日
  • 表現の技術

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    ネタバレ

    人々とブランドを繋ぐPRという仕事に就く私に、ぴったりの一冊だった。(筆者は広告畑の映像の人だけど)
    どう制作者が熱狂し、どうクライアントがわくわくし、どう視聴者が変化したくなるのか、その3つを叶えられるのはひとつの優れたミッションである、と言い切ってくれた筆者に感謝したい。

    「広告はものを売るために存在している。けれど、もを売る以上のことができたりもする。」
    筆者も伝えてくれたこれを信じて、これから仕事をしていく。誰かにやさしくすることを学ぶ小学生、もう少しだけ頑張れそうと鼓舞される誰かが、自分にもできることがあったと行動してくれるあなたの、そのきっかけがただPRや広告という手段だっただけ

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    2025年01月13日
  • 表現の技術

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    表現の技術
    著:高崎 卓馬
    紙版
    中公文庫

    CM屋の著者がかたる、ポストイット脚本術と、同時多発思考は圧巻でした

    見ようと思わなくても見てしまうもの。だから、面白くなくてはいけない。
    CMをつくる心構えを、そう教えられてきた。それは広告の本質だと思う。

    すべての表現は、見たくなるなにかを内包していることが大切なのだ。
    メディアの力が弱くなったから、広告が話題にならないのではない。面白いものを僕たちがつくりきれていないから、話題にならないだけなのだ。

    人が人になにかを伝え、なにかを残す。そして、それだけをひたする追求すると、探してでも見たい、教えたくなる、コンテンツとしての魅力が生まれる

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    2023年12月02日
  • 表現の技術

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    「表現の技術/髙崎卓馬」
    探しても見たくなるものと、教えたくなるものを作り出す為の方法論や心構え

    ★心を動かすきっかけ論
    ・笑う前に必ず驚いている
    ・起承転結を操作する
    ・観客のみが知っている未来をつくる
    ・場面設定のみずらす
    ・物語は語らない。登場人物の行動を書く。
    ・主人公にプチ不幸
    ・視点は動かしすごない。カメラの位置を意識。
    ・広告が持つミッションとは?

    そもそも広告は…
    ものを売るために存在しているが、ものを売る以上のこともできる。
    この世界に広告が存在する意味を日頃から真剣に考えておくこと。それが企画の見えない土台になって表現が生まれる

    表現の学び方
    《自分の生理を客観的に理

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    2023年05月23日
  • オートリバース

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    表紙のイラストから、勝手にBL小説と思い込んで購入(笑)
    二人の少年がアイドルの親衛隊になるお話だった。舞台は小泉今日子や松田聖子のアイドル全盛時代で、懐かしさもあって面白かった。
    家庭にも学校にも居場所のない二人が、アイドルを追いかけることで、自分の居場所を見つけたり、自分を見つめなおして行けたりするのがよかった。
    やっぱり「居場所」や「推し」というのは生きていくために欠かせないものだと気づかされた

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    2023年04月01日
  • 表現の技術

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    「ものづくり」を志す方には、是非一度読んで頂きたい本

    外山滋比古氏の「思考の整理学」を広告メディアに置き換えて説明している感じです。
    ポイントは何事も疑い、繰り返し繰り返し考えを深めることができるか?
    モノの特徴や性能の語るのではなく、「どこに辿り着きたいのか?(何を成し遂げたいのか?)」を言語化、具体的な映像化が自分で出来ているか?
    制作スタッフに正しく伝えることができるか?

    自分の時代は、こんな親切に「手の内」を解説してくれる本は無かったなぁ~

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    2023年03月09日
  • オートリバース

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    おもしろかった。
    学校では空気のように過ごしてきた直が、九州から千葉へ転校し、そこで同じく転校生の高階と出会い
    小泉今日子にハマって親衛隊にまでなった
    二人の男子高校生の話

    私は少しそれより後の世代の話だけど、
    懐かし〜と一気読み。
    最後には涙。涙。
    親衛隊がいたのはもちろん知ってるけど、
    そんなにイカついものなの?

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    2023年02月23日
  • オートリバース

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    世代は違うが、同じ年齢の頃にアイドルに夢中になった経験もあるので、感情移入できた。
    誰しもオシがいたことってあると思うので、感情移入できるのでは?

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    2023年01月30日
  • まっくろ

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    ネタバレ

    3歳〜。あら、ホラー系? まさか絵本なのにサイコパス系? と出だしに不安になるが、絵本らしい結末に落ち着く。構成が印象的な作品。作者の次回作に期待しています。ぜひ、お願いします。

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    2022年12月25日
  • 表現の技術

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    スクランブルスクエア2回の本屋で見つけてメルカリで買っちゃった、、
    人は笑う前に必ず驚いてる
    っていうのが序盤の主張であるけどめちゃくちゃ同意できた。笑う=面白いではないと前から思ってたから、かっこよすぎて笑う、うますぎて笑う、怖すぎて笑うとかってかなり自然なことなんだねって腑に落ちた

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    2022年07月10日
  • まっくろ

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    表紙に惹かれて手に取りました。
    だから、どうなっていくのかわくわく半分、また不穏なものだったらどうしよう、、、という思いが入り混じりながらページをめくることに。
    子供の想像力というか、他の子も思いつかないようなひらめきってすごい!と最後に思わせてくれました。子供が小さかったら「なんだろうね??」といいながら一緒に読みたいです。イラストは、黒をすごく綺麗に塗るなー。と思いながら見てました。

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    2022年02月06日
  • まっくろ

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    奥深い絵本だ。
    学校の先生から「自由に描きなさい」と言われ描いた絵は、画用紙いっぱい黒色に塗りつぶしたもの。
    周りの大人たちは心配するが‥

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    2021年10月29日