あらすじ
僕らの女神、コイズミを1位にする。
親衛隊――そこは努力が報われる場所。
「好きな女ができたから、お前とはもう遊べない」。
僕らの前に現れた16歳の少女、小泉今日子。女神の存在が、うだつの上がらない毎日を一新した。
アイドルの「親衛隊」という居場所で、少年たちが手に入れたもの、そして失ったものとは――。
“推し”を思う気持ちは80年代も今も変わらない。恋、友情、憧れ、生と死……すべてに心震える、純度100%の青春小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ラジオドラマ聴いてたけど、細かい描写がわかって良かった!
高階も直も、もう作間と猪狩の声で再生される、笑笑
ラジオでは泣いたけど、やっぱり本でもうるっとくる、、
Posted by ブクログ
表紙のイラストから、勝手にBL小説と思い込んで購入(笑)
二人の少年がアイドルの親衛隊になるお話だった。舞台は小泉今日子や松田聖子のアイドル全盛時代で、懐かしさもあって面白かった。
家庭にも学校にも居場所のない二人が、アイドルを追いかけることで、自分の居場所を見つけたり、自分を見つめなおして行けたりするのがよかった。
やっぱり「居場所」や「推し」というのは生きていくために欠かせないものだと気づかされた
Posted by ブクログ
おもしろかった。
学校では空気のように過ごしてきた直が、九州から千葉へ転校し、そこで同じく転校生の高階と出会い
小泉今日子にハマって親衛隊にまでなった
二人の男子高校生の話
私は少しそれより後の世代の話だけど、
懐かし〜と一気読み。
最後には涙。涙。
親衛隊がいたのはもちろん知ってるけど、
そんなにイカついものなの?
Posted by ブクログ
世代は違うが、同じ年齢の頃にアイドルに夢中になった経験もあるので、感情移入できた。
誰しもオシがいたことってあると思うので、感情移入できるのでは?
Posted by ブクログ
転校生として学校にやって来るシーンから始まる青春ものという感じで、ちょっと苦手なんだよなあと構えて読み始めたが、同じ日に転校してきた高階と親友になり、小泉今日子の親衛隊に入隊するという一風変わった展開に飽きずに読み進めた。暴走族まがいの親衛隊の抗争とか、実態はよく知らないし興味も薄いのだが、酷い話にもならず王道的な展開で最後まで読めた。