高崎卓馬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
画用紙を真っ黒にし続ける男の子のお話。
【ママ評価】★★★
聞いたことがある話だった。
この絵本が原作というより、有名な話を絵本にした感じなのかしら。
表紙を見て「あ、この話知ってるな」と思って手に取ったけど、ストーリー展開やネタバレとしては表紙がこれでいいのだろうか。
どういう結末になるのかが気になる内容だと思うから、表紙はもっと結末がわからない方が面白いと思ってしまった。
周囲の不安や黒い世界が深まっていく展開を表すかのように灰色になっていく色遣いに工夫を感じた。
【息子評価】★★★
じっと聞いていたけど全体的に反応は薄め。
最後に「くじらだー!」とは言っていたけど、終わるなり次の絵本 -
Posted by ブクログ
今は昔、「広告批評」という雑誌があった頃、そう、1990年代に入ったばかりだったと思いますが、その雑誌で当時のイケてる広告クリエイター(本書でも取り上げられている佐藤雅彦も登場していたような記憶…)の座談会が行われました。その司会をした、えのきどいちろうが総括で彼らを「広告のテクノクラート」と評していたのを思い出しました。つまり、石岡瑛子とか糸井重里とか70年代から80年代に広告という商業行為をカルチャーの真ん中に持って来た世代と一線を画して、広告が始めから豊かだった世代の広告制作技術者の能力を指しているのだと思いました。本書「表現の技術」もそれから20年経っても綿々と続いてきたクリエイターと