櫻田潤のレビュー一覧
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ビジネスシーンで役立つノウハウが学べる、インフォグラフィック制作と活用の入門書。
インフォグラフィックの魅力を知り、その活用の一歩を踏み出してもらいたいと著者はいう。著者はインフォグラフィックを、『これからの時代の新しい読み書きそろばん』、『誰にでも必要とされる新しいタイプのリテラシー』と捉えている。
その言葉通り、本書はデザイナー向けの本ではない。『情報をわかりやすく伝えたい』、『人に伝わる形で視覚化したい』と考えるすべての人に向けて書かれている。
著者のバックグラウンドが、プログラマーであり、システム・エンジニアだというのも読者にとっては有用な情報だろう。
インフォグラフィックとは -
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インフォグラフィックは暗号解読的なおもしろさがある。イメージに目一杯情報が詰まっているし、テーマに関心があればつい読み解きたくなる。
まず「目を引く」に重点があるというのがアイデンティティ?
データとしての読みやすさなら、どんなに無味乾燥でもexcel表とか図解のが上なのでは。そのインフォグラフィックがわかりやすいかどうかは作品のデキによるし、見てる人の解読能力とかテーマへの関心度合い(読み解こうとする集中力)によるところが大きいと思う。
「ナンダコレ?!」と相手を引き付け、説明しつつコミュニケーションを広げていくツールなのかなという印象。 -
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Posted by ブクログ
メモ用
ヒストグラム
必要最低限のグラフィックで構成された記号
視覚から直感的に理解することが可能
制作フロー
1.利用目的の確認
2.対象の理解
3.ラフスケッチ
4.清書
5.調整
図解
図・表・グラフを用いた理解・共有・発想・再利用の効果をもつグラフィック
制作フロー
1.利用目的の確認
why・who・where・what
2.情報の整理
情報収集
切り口の設定
スリム化
3.情報の整頓
ラベリング
並び替え
構造化
4.ストーリーテリング
5.デザイン
図解タイプの制定
ラフスケッチ
細部の構造
清書
6.検証
情報の検証
ストーリーの検証
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Posted by ブクログ
出てくる図はどれも一般的なもので目新しいものではない。図を使うことで物事の考え方が洗練されたり、タイトルとおりシンプルになる=こんがらがった事象を解きほぐし、物事の本質を見極められるようになる、ということを期待し読みましたが、図を使ったからといって必ずしもそのような効果が期待できるわけではないと思う。何を図にするかが重要ななのではないかと。
様々な図化の解説が加えられているが、表面的な型を説明しているだけで、考え方のツボまで詳説してくれているわけではないので、読者が置いてきぼりになるケースもあるかもしれません。
また図化することは良いのですが、そこから新しい何かが生み出される気配を感じることが -
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ネタバレ使ってみないことには評価が難しいが、頭で悩むより本書で紹介された「7つの図」を使って頭の中を整理すれば、仕事のスピードと質が向上するように思われる。
まずは、実際に使って、この手法を思考する際の習慣にする必要がある。何事も行動ありきということだ。
・人に何かを伝える際には「視点」か必要です。すべてを込むと、どんなテーマであっても複雑になってしまいます。多くの人はポイントだけを知りたいと望むはずです。それには、シンプルにしなければなりません。
・プレゼン用に伝わる図を描きたいと誰もが望みます。けれども、色使いやフォント選び、レイアウトに凝る前にやることがあります。そもそも自分が内容を理解し -
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ネタバレNewsPicksのインフォグラフィックス・エディター櫻田さんの著書。
元々NPで制作物を拝見し、感動したのがきっかけで本書を購入。
インフォグラフィックの良いところは"分かりやすい"こと。
これに終始すると思う。
本書ではいかにシンプルに"伝えりやすい"ように物事を組み立てるか、という事が書かれており、
グラフィッカーだけでなく非常に参考になる一冊。
どちらかというとプレゼン寄りだが、そうでなくともタメになる。
情報の整理整頓はどんな仕事でも重要。
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■情報 -
Posted by ブクログ
◆考えるための7つの図
1.交換の図…関係
2.ツリーの図…構造
3.深堀りの図…要因
4.比較の図…立ち位置
5.段取りの図…手順
6.重なりの図…コンセプト
7.ピラミッドの図…方針
◆2017.11.01刊行記念著者セミナー参加
・図は「伝える」ものである前に「考える」道具
・大切なのは「視点(考え)」
・きっかけはドラッカーの『マネジメント』を読んで、自分の理解を「図」にしたこと。
・「段取りの図」の例:『カテゴリーキング』(集英社)
・「整理」は必要なものを選び出すこと、「整頓」は残ったものをいつでも取り出せるようにすること。
・「比較の図」「重なりの図」で説明されると、何となく分 -
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自転車の乗り方や、水の中で泳ぐ方法は、何回聞いたってできない。
文字に埋もれいている情報は、何回見たって理解できない。
運動はすぐに解決する方法は思いつかないが、
埋もれている情報は整理と分析を経て、
視覚化することで一目して理解できる状態にすることができる。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
●パワポに使えそうな図解(P.94-95)
サテライト型、ベン図、蜂の巣型、ツリー型、マトリクス型、二軸マップ型、テーブル型
チャート型、プロセス型、サイクル型、ピラミッド型、ドーナツ型、
○良いインフォグラフィックの条件は次の5つになります。(P.127)
1 意味のある視覚要素を用