櫻田潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
- [ ] 図で考えるときは、大事なところが浮かび上がるようにする。それには内容を理解し、どこにポイントを置くかを考え抜く必要がある。
- [ ] 人に何かを使える際には「視点」が必要だと知ること。全て盛り込むと、どんなテーマであっても複雑になってしまう。多くの人はポイントだけを知りたいと望むはず。それには、シンプルにしなければならない。
- [ ] 図は、考えを磨き上げる思考ツール。図を使うことで理解の手順がパターン化できる。言葉や文章ではいろいろな言い回しができ、情緒的で多様な表現ができるが、決まった思考プロセスに当てはめるのが困難。
■図から得られる2つのシンプル。
- [ ] 図は、形が決まったパーツの組み合わせなので、表現が限られる。その結果、「こういう内容を理解したいときは、この図を使って考える」といった具合に、「理解の型」が生まれる。(1)思考プロセスそのものが単純化する。(2)シンプルなパーツの組み合わせだから、無駄がない。このように、「2つのシンプル」が図で得られる。
■シンプル思考のコツ(1)「関係」をつかむ。
- [ ] ビジネスは、何らかの価値を提供し、その対価に代金をもらう。そこでは必ず交換が行われている。「どのような登場人物が、何を交換しているか」。これを理解することは、ビジネスパーソンの必須スキルと言える。
- [ ] 「交換の図」を使えば、誰と誰が何を交換しているかが「見える化」でき、両者の関係が分かる。
- [ ] 交換内容を明解にすると、「フェアな交換が行われているのか」「よりよい交換内容はないのか」などを検証できる。
■シンプル思考のコツ(2)「構造」をつかむ。
- [ ] モノや情報を整理整頓し、「どこに」「何が」あるかを分かるようにすることで、ヌケ・モレ・矛盾、あるいは問題点・改善点を発見しやすくなる。
- [ ] 「まず、各項目をパーツ化する」「内容が関連する項目を集めて、小さなグループを作っていきグルーピングする」「1つのツリーにまとめる」
■シンプル思考のコツ(3)「要因」をつかむ。
- [ ] 「深掘りの図」は要因を見極めるのに使える。要因をしっかり分析できれいれば、複数の打ち手を考えられるようになる。
- [ ] 「なぜかを考える」「Q&Aを繰り返す」「1つにまとめる」「要因の種類をつける」
■シンプル思考のコツ(4)「立ち位置」をつかむ。
- [ ] 「立ち位置」とは、「比較対象それぞれが置かれている状況」のこと。立ち位置がはっきりすれば、客観的に比較・検討できる。
- [ ] 「タテ軸を決める」「ヨコ軸を決める」「比較対象を配置する」「定性的な切り口の場合、主観が表れやすいと割り切る」
- [ ] 会議、打ち合わせに最適!この図の魅力は、人によって理解の揺らぎが起こること。何を切り口にするか、どの基準で配置するかによって、図の仕上がりが大きく変わる。議論の呼び水に最適なため、打ち合わせや会議で積極的に使っていくべき。
■シンプル思考のコツ(5)「手順」をつかむ。
- [ ] 「手順」とは、実行できる状態にすること。どんな優れたアイデアも、実行されなければ絵に描いた餅で終わる。
- [ ] 「段取りの図」は、手順を明確にして、アイデアを実現させるために使う。ステップ単位で、目標・目的までの道のりを「見える化」する。
- [ ] 「ステップ数を考える。提案完成書までの道のりを考える」「ステップを用意し、説明を書く」「説明を磨く」
- [ ] 「まずメインの流れを考える」「細かい情報はサブ化して、メインの流れの当てはまる部分の下に置く」
■シンプル思考のコツ(6)「コンセプト」をつかむ。
- [ ] 「重なりの図」を活用する。この図を使うと、複数の特徴を組み合わせて考えるのを助けてくれる。
- [ ] 円の重なった部分が商品やサービスの「コンセプト」となる。「コンセプト」とは、特徴の重なりから生まれる個性を表すもの。反対に、コンセプトを理解するには、何と何が組み合わさっているのかを明らかにしなければいけない。
- [ ] 「何の組み合わせかを考える」「円を重ねる」「穴埋め式で発想という手も」
■シンプル思考のコツ(7)「方針」をつかむ。
- [ ] 道筋を示すのが方針で、それをまとめるのに適しているのが「ピラミッドの図」。ゴール(頂上)までの道筋を把握すれば、行動もブレない。
- [ ] 方針が固まれば、迷いがなくなるので集中して資源(時間・お金)を使うことができる。方針があることによって、効率がよくなる。
- [ ] 「ピラミッドが何段階あるのかを考える」「ピラミッドを用意し、概要を書く」「概要に説明を加える」「段階に一貫性があるかをチェックする!」
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Posted by ブクログ
ものごとを見やすく、わかりやすく伝えるには、どのようにしたらよいのか。
そのヒントを得たいと思い、本書を手にしました。
インフォグラフィック、グラフィックレコーディング、
ファシリテーショングラフィック、スケッチノート…
数々の手法(?)の違いもよくわかっていない段階なので
PART1の準備編は本書を読むにあたっての大前提を
整理できてよかったと思います。
PART2以降はとにかく事例が豊富。
筆者のスケッチノートのクオリティが高いので、
なかなか同じように作ることはできませんが、
何かやってみないと始まらない、という思いを起こさせる本でした。 -
Posted by ブクログ
インフォグラフィックとは,
情報を人にわかりやすく伝えるために整理・整頓し,
それらを視覚化したものである。
素晴らしいインフォグラフィックは見ていて飽きない。
全体として秩序立っており,複雑な情報がすっきりと整頓されているのに加え,
そこにはビジュアルで結びついたストーリーと製作者の遊び心に満ちている。
「インフォグラフィックは,一枚ですべての情報を伝えるものではありません」
膨大な情報の中で何を一番に伝えたいか,
それを伝えるためにはどんな形のデザインが適しているか,
自分が伝えたいことによって,表現の仕方は異なる。
「世界地図,日本地図,市街地図があるように,何を伝えたいかによって,元となるデータと表現を選びます。言ってみれば『情報の地図』です」
本書はそんな「情報の地図」を作るための入門書である。 -
Posted by ブクログ
櫻田潤「たのしい インフォグラフィック入門」ビー・エヌ・エヌ新社
今更ですが、とても楽しく読みました。
特に印象的だった内容をまとめてみました。
インフォグラフィックは相手の感情に訴えかける力が強く、一目で虜にし、伝えたい内容に関心がなかった人たちに振り向いてもらうことが期待できる。
インフォグラフィックを構成するひとつのピクトグラムは、言葉の代替または補完としての役割を果たす。見る人の創造性を刺激し、利用される場所・文脈によって、絵柄以上のことを伝えることができる。
感想
膨大な量の知識や理解を小さなスペースの中に押し込め、視覚化することは、複雑な内容や専門的な事柄を伝えることにおいては凄く便利で、それによってより多くの人と情報を共有できるとこは素晴らしいこと。だけれど、それに頼りすぎることによって自ら情報収集して理解し、整理整頓して体系化する能力が衰えたりしないのかな?なんて少し感じました笑