コジマケンのレビュー一覧
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ある日、犬のラインゴルトに出会い、ついていくと、潜水艦イーゲル号のコック、ハンス・ハンスがいた。もともとイーゲル号が万一の時の脱出用に作ったという陸上走行が可能な小型潜水艇「ムッシェル号」にカールを試乗させてあげるために。
しかしどうやら重要な人物の息子だったらしいカール・キリシマ・キルシュ君が誘拐されないようになのか、何者かに追われることに。ムッシェル号にのったまま海に落ちたが、自動回収装置の作動によりイーゲル号の内部へとたどり着いた。
そしてまたしても、前回にも冒険した北緯54度東経8度ヘルゴラント島南南東の巨大渦に入り、違う場所、海底ドームへと行くことに。9つある洞窟のひとつ選んで進 -
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日本人の父とドイツ人の母をもつカール・キリシマ・キルシュ少年。ドイツで母と二人暮らし。父は日本人貴族で秘密行使なので今は日本にもどっている。
そんなカールのもとへ、潜水艇イーゲル号に搭載されていた潜水艇ムッシェル号が空を飛んでやってくるのがみえた。どうやら空を飛べるように改造されたらしい。
そしてイーゲル号に乗り込んだカール。またしても、北緯54度東経8度ヘルゴラント島の南南東約10海里の海域へと向かった。そこにある時間に発生する巨大な渦に入ると謎の洞窟へ辿り着くのだ。
浮上したイーゲル号がみたものは、陸地から弓を打ち巨大な竜のようなものと戦っている人々だった。しかしどちらに正義がある -
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ネタバレ日本人の父とドイツ人の母をもつカール・キリシマ・キルシュ少年。ドイツで母と二人暮らし。父は日本人貴族で秘密行使なので今は日本にもどっている。
そんなカールのもとへ、潜水艇イーゲル号に搭載されていた潜水艇ムッシェル号が空を飛んでやってくるのがみえた。どうやら空を飛べるように改造されたらしい。
そしてイーゲル号に乗り込んだカール。またしても、北緯54度東経8度ヘルゴラント島の南南東約10海里の海域へと向かった。そこにある時間に発生する巨大な渦に入ると謎の洞窟へ辿り着くのだ。
浮上したイーゲル号がみたものは、陸地から弓を打ち巨大な竜のようなものと戦っている人々だった。しかしどちらに正義があるのかは -
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例によって森氏の「シリーズ外作品」。
もの凄く複雑な構成の「実験的小説」。
登場人物6人の、モノローグだったり
客観だったりの短い章が積み重なり、
一つの「本筋」ストーリーが進んでいく。
またコジマケン氏のイラストがふんだんに入り、
何というか絵本のようなマンガのような
不思議な読書感。物語を読むときに、
かなりこのイラストに引っぱられて
キャラクターを理解しようとしてしまう。
舞台は、とある大学。
そこの教職員たちの中で、ナイショだが
実は夫婦だ、という人が一組いる。
その中で起きる連続殴打事件。
最初はケガをする程度だったが、
とうとう死者まで出る。
警察が介入してくる中で、
徐 -
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ネタバレ懐かしい。
まだ森博嗣さんのファンになる前に、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていた作品。
あの時はあまり興味を感じていなかった…私が『ダ・ヴィンチ』を毎月読む習慣がつき始めた頃で、物語も途中だったから読まなかった…まさかこんなにはまる作家さんになるだなんて想像もしておらず。
コジマケンさんのイラストが可愛くて、お話の合間に出てくるイラストに和みつつ読む読む。
6人の登場人物の視点でお話が交互に(順番不同)進む。
視点が変わるたびに語り手の名前と併せてコジマケンさんによるキャラクタのイラストが。
それも毎回違うイラスト、素晴らしい。
イラストも一緒にストーリーを紡いでいて、和むだけでなく、ドキ -
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前に超再現ミステリーという番組でこの『奥様はネットワーカ』が再現ドラマ化されてました。
私はそれを見てたので話しの流れとか、真相とか知ってました。
なのでサラッと読めて驚きはなかったです。
もし真相を知らないで読んでたら絶対騙されてたと思います。
かなり読みやすいと思ったんですが、途中に何か所かある人物視点じゃなくて詩みたいになってるところはちょっとよく分からなかったです。
表紙がすごくかわいらしいなと思ったんですが、表紙だけでなく本編中にも挿絵とかがいっぱいあったので読んでて楽しかったです。
視点が変わるごとにあるちっちゃい人物絵が好きです。
私的にスージィがすごくかわいい!
あと解説もお -
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日々の暮らしに嫌気がさしていたカールは港でおかしな潜水艦に飛び乗った。そこには風変わりな博士と何もしゃべらない巨体の白人、頭のいい犬、同じ日に潜水艦に乗った料理人がいた。帰ることもできるし、乗っておいても別に構わないということなので、カールは潜水艦にとどまることにした。さぁ、どんな冒険が待ち受けているのでしょうか。
冒険もの好き、斉藤洋さんということで期待値は高かったのですが、すごくつまらないわけでもなくすごく面白いわけでもないという印象です。
妙な言い回しや言葉の揚げ足をとるところが斉藤洋さんのクスリと笑える面白いところだと思うのですが、そんな場面もなく、淡々と話が進んでいきました。