【感想・ネタバレ】イーゲル号航海記(2)針路東、砂漠をこえろ!のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

少年カールのもとへ、イーゲル号から迎えがきた。待ちに待った二度目の航海だ。謎の巨大渦にのみこまれ、一行がたどりついた今度の異世界は…生命が死に絶えたかのような一面の砂漠。ところがここにも奇妙な生物たちがいて、原因不明の気候変動によって絶滅の危機に瀕しているという。彼らを救うため、イーゲル号一行は危機の元凶を探しにいくが??。冒険小説のワクワク感とSFの不思議な味わい、そして少年の成長物語が融合した読み応えたっぷりの作品。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ある日、犬のラインゴルトに出会い、ついていくと、潜水艦イーゲル号のコック、ハンス・ハンスがいた。もともとイーゲル号が万一の時の脱出用に作ったという陸上走行が可能な小型潜水艇「ムッシェル号」にカールを試乗させてあげるために。
しかしどうやら重要な人物の息子だったらしいカール・キリシマ・キルシュ君が誘拐されないようになのか、何者かに追われることに。ムッシェル号にのったまま海に落ちたが、自動回収装置の作動によりイーゲル号の内部へとたどり着いた。
そしてまたしても、前回にも冒険した北緯54度東経8度ヘルゴラント島南南東の巨大渦に入り、違う場所、海底ドームへと行くことに。9つある洞窟のひとつ選んで進んだ先には・・・・サボテンのような生物クイックイッカーがいて、助けをもとめていた。

このクイックイッカー、挿絵がめちゃくちゃ可愛らしい。
イーゲル号の内部もいろいろと改造されていて、電気衝撃波を出すものとか作られてて、使い方を間違えると危ない武器になるという。そこから、このイーゲル号を作った天才科学者ハインリッヒ・フォン・ローゼンベルク博士の名前にも別の意味があるのが面白い。

前回は魚人たちの島で彼らをたすけましたが、この海底ドームのそれぞれの洞窟では誰かが助けを求めているのかも。ということは、このシリーズまだ続くのかなあ。続いてほしいなあ。
とても好きです、この作品。

0
2012年10月31日

「児童書」ランキング