辛島昇のレビュー一覧
-
イギリスの産業革命について深く勉強したいと思い本書を手に取りました。これまでにアシュトンの「産業革命」などを読んではいましたが、本書は産業革命時代の人間像を可能な限り生々しく記述されていて、とても勉強になりました。文庫版で購入しましたが読み応えは十分です。産業革命によって人々の生活が劇的に変わりまし...続きを読むPosted by ブクログ
-
コンパクトなインド通史。過去に学んだ内容を思い出しながら読めた。
中世インドの各国の外交・戦争の箇所は、もっと深く学んだ上で読まないと頭に入らないと思う(本が原因ではなく、勉強不足が原因)。Posted by ブクログ -
このシリーズも自分の専門だけあげますが、他のも面白そうでシリーズ買いしたのかな?中国史のとかも面白かったです。Posted by ブクログ
-
本書は複雑なインドの歴史が、文庫本の少ないボリュームで簡潔にわかりやすくまとめまれています。主要な王朝と地方勢力の流れだけではなく、その背後にある文化の移り変わりを結びつけて解説してくれるので驚くほど理解しやすいです。
しかし、それでもやはりインド史は捉えにくいです。ヴァルダナ朝まではまだ北インド...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わったらカレーが食べたくなって、次の日のランチはインドカレーにした。ベンガル地方のクラッシュ エッグのカレーが好きだな♪( ´▽`)Posted by ブクログ
-
読んでいる途中ですが、中国の(主に明代の?)生活文化や氏族文化がまとめられていて、資料としてとてもよかったです。
ただ明中心という割りには、他の時代の話も同時に同じ章に出てくるのでちょっ読みにくいところはありました。
新書よりはずっと内容が濃いと思います。Posted by ブクログ -
南インドに調査旅行に行くに際して読みました。
さすが辛島先生。わかりやすく、面白くインドの食文化、民族、言語のことを描き出している。Posted by ブクログ -
この本は、まったく難しい本ではない。
著者の体験と、各地方の“カレー”の特色、そして簡単なレシピが掲載されている。
各地方の“カレー”は、同じ名前で括っていいのかと思うほど多様。材料も違えば、見た目も違う。
そこに著者は、それぞれの特色がどうして生まれたのかを歴史的・地理的な背景を含めて説明してい...続きを読むPosted by ブクログ -
専門家が、自分の学問とかその周辺のことについて、素人にわかりやすく語る、という私の好きなパターンの本。著者の専門は南アジア史だそうで、インドのカレーについて紹介しつつ、インド文化についてもわかりやすく語られている。平易な語り口だけど、深い専門性がにじんでいて読みごたえがあった。
本書には「東アジア...続きを読むPosted by ブクログ -
今夏、スパイスカレーにハマってしまい、それで手に取ったカレー本の一つが本書です。とりあえず美味しいお店を食べ歩くだけですが、いずれ自宅で作ったり、インドなど現地のカレー料理も味わってみたいと思いました。後は一歩踏み出すだけです。Posted by ブクログ
-
専門の学者たちが共同執筆した中世ヨーロッパの概説本。諸侯、騎士、僧侶、農民、町人の身分の別なく、全体の風俗を広範囲に取り上げていて当時の空気を垣間見ることができる。ヨーロッパ史に興味のある方ならオススメ。Posted by ブクログ
-
インド料理の基礎知識はこれでばっちり!な本。
インドを旅すればどこでもみかける(であろう)インド料理の基礎知識が写真&レシピ入りでばっちり紹介されています。
スリランカ料理なんかもさりげなく入って来ますがそこは気にしないで。
著者さんも奥さん共々実際にインドで生活されたことがある方で、旅行記とはまた...続きを読むPosted by ブクログ -
デリーでお世話になっているお寺のお坊様に借りた本。この本の写真を担当された方がきたということで。
いつ、どこで、カレーができたのか、インド史研究家の作者が歴史、文化、綺麗な写真とともに記しています。Posted by ブクログ