中沢けいのレビュー一覧

  • うさぎとトランペット

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    ちょっとずつ、成長する、うさぎの子の話。

    うさぎのように、あたりをうかがい、よく聴こえる耳を持つ、小学生の女の子。宇佐子は、きっと誰の中にもいる女の子だ。宇佐子を外へ、大人の世界へ誘い出すのは、音楽。うさぎ、耳、音楽というつながりが素敵。

    視点がくるくる変わるので、そこが馴れるまで読みにくかった。

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    2012年12月31日
  • うさぎとトランペット

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    ネタバレ

    音楽の小説って、音楽の部分をどうやって書くのかなって
    いつも考えるんだけど
    この小説の音楽の表現の仕方は好き。
    あと、登場人物の心情の表現の仕方も好き。

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    2011年11月18日
  • うさぎとトランペット

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    「楽隊のうさぎ」の続編にあたる作品。

    もっとも、主人公は宇佐子という小学生の女の子で、
    前作の主人公・奥田克久はちょこちょこっと登場してくる。

    この作品も宇佐子と宇佐子の母親とで、
    どういう心理的な駆け引きがあるのかの描写がすごい。

    それから、「いじめ」というテーマについても、
    触れているので、前作とテーマの変更はない作品になっている。

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    2011年04月24日
  • 楽隊のうさぎ

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    うさぎ年にちなんでみました・その2(笑) 吹奏楽部に入った、ちょっと気弱な少年の成長物語。少年の内面をウサギで表現しているところが、ちょっとマンガちっくで可愛いかな。音楽ものはどれもそうだけど、実写ドラマでやってくれたらもっと面白くなるんじゃないかと思う。

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    2015年07月03日
  • うさぎとトランペット

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    『楽隊うさぎ』の続編……らしいです。読んでないけど(笑) 内容の方は、小学生も色々あるだよ!と昔を思い返してみたり、音楽っていいなぁと感じてみたり。なんか楽器やりたくなりました。

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    2011年03月11日
  • うさぎとトランペット

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    小5の宇佐子ちゃん。生人参が好きで、本当にうさぎみたい。
    吹奏楽、トランペットを通して成長していきます☆
    友達になっていくミキちゃん、それから宇佐ちゃん。二人の何年か先のお話も読んでみたいです。
    (「楽隊のうさぎ」の登場人物も参加みたいです。こちらも読まなくては)

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    2009年10月04日
  • 海を感じる時・水平線上にて

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    群像新人賞受賞「海を感じる時」と、大学生となった、その後の性意識と体験を描き深めた野間文芸新人賞「水平線上にて」。

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    2009年10月04日
  • 海を感じる時・水平線上にて

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    これは友人の勧めで読みました。続き、「水平線にて」も近々読みたいと思います。
    作者18歳の時の作品ということで、私としては荒削りな面もある作品かなと思って読み始めたのですが、
    その内容(年上の男子生徒とのセックスの体験を鋭利な感覚で捉えて…(紹介文より抜粋))のせいだけでなく
    その全体としての雰囲気は重く、若い作家の作品としては異質な感じを受けました。表現は上手いです。

    そしてだいぶ前の作品ですが、その古さを感じません。人間関係の重さというもの、「血」というものが持つ
    後ろめたさというものはそう簡単に変化するものではないように感じました。
    私的に印象深かったのは、主人公がキスをしてから高野に

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    2009年10月04日