佐高信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もともと気にはなっていたけど、書評でも何度か目にするにつけ、これは読んどかないと、と。上梓後間もなく、鬼籍に入られたということだけど、この対談時点では、自身の寿命もネタにしてしまえるくらいに元気そうなのに、分からないものですね。さておき、いわゆる”冤罪”の犠牲者として生きることを余儀なくされた氏から、直接本書のような発言を得られた意義は大きい。さすが佐高さん、って感じ。にしても改めて、一族を挙げての隠蔽体質にはあらためてうんざり。その影響が色濃く残る今の政界では、ハト派の保守本流としての宏池会と言われても全然ピンとこないし、岸田さんからは、その気概なんて欠片も感じられない訳で。
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Posted by ブクログ
昭和史と並行して進む徳間康快という人の起業家人生といったところだろうか。主眼として描かれているのは昭和の戦後史と、財をなしたあとの徳間氏の力強い活動といった感じかなぁ。徳間康快という人が読売新聞を放逐されたあと、いかにして徳間書店という出版社を立ち上げ、映画なども含めた活発な活動をするに至ったのか、その経過については正直よくわかんなかった。気がついたら、アサヒ芸能を買い取って、とかそんな感じになっていたような。あまり描かれてないところに、清濁ならぬ濁々のよりコアな部分が含まれているということだろうか。いや、まぁ濁の部分もそこそこ書かれていたのだろうけど。
徳間書店を作った徳間康快氏という人がどういう人だったのか、俺は知らない。ただ先日読み終えた鈴木敏夫氏の本とか、映画監督の押井守氏のネットのコラムとかで名前をみかけてね。傑物だったとか、濁々あわせのむ、なんて毀誉褒貶あるようで、ちょっと感心を持って読んでみたんだよね。
徳間グループの立ち上げは、日本の戦後史と一体だったのかもしれないなぁ、なんて思った。石橋湛山とか、昭和史で読んだ人物もあれこれ出てくる。今、歴史というよりまだ報道とかに出てくる範囲の人も名前が出てきたりして、現代は過去とつながって形成されるという部分にあれこれ思いが至るね。