佐高信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【由来】
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【期待したもの】
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【要約】
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【ノート】
・ここのところ傾倒している佐藤優の対談本。相手は佐高信。
・幾つかの分野に分けて二人が放談しているという構成。各分野毎に必読本リストを挙げているので、参考に転記しておいてもよいかも、という感じ。
・佐藤さんの博覧強記ぶりが印象的ではあるが、それだけ。読みやすいし、読んでて面白い箇所もあるが、「読書術」についての本では絶対にないので騙されないように。帯だけならともかく、タイトルでここまで煽るってのは少しあざとくないか?
・佐藤さんの読書本ということであれば「読書の技法」がベストだと思う。
・以下、印象的だった箇所の抜き書き。
・(佐藤優は)AKBという宗教に好感を持っている
・石原慎太郎は知らないことを知らないと言えるのが利口。
・エスペラントの宗教的側面
・海軍の良識、縄張り意識が強い。陸軍をいじめてた。
・「菊と刀」はトンデモ本。
・孫崎享は極端な歴史修正主義。※そう言えば田母神のことをたしなめた話は正剛さんだったっけ?
・沖縄の守谷ばなし。
・文春という戦犯出版社。丸山眞男の矜持。
・田辺元の「哲学入門」。なお、勘違いしてたが、田辺元と木田元は違う。
・(佐藤優は)鶴見俊輔はずるっこい感じがする。
・(佐藤優は)江藤淳も加藤典洋も小林秀雄もどこがいいのか分からない。 -
Posted by ブクログ
潜入ルポルタージュの名著だと思っている鎌田慧『自動車絶望
工場』。私は講談社文庫版しか知らなかったのだが、初版は徳間
康快が経営していた出版社(徳間書店ではない)から出ていたんだ。
しかも当初のタイトルは『トヨタ絶望工場』だったらしいが、当然この
タイトルでは出版出来ずに『自動車絶望工場』に変更になったそうだ。
何度も読み返している作品だけれど、出版当初の話は本書で初めて
知った。まぁ、読んでいればトヨタがと分かるんだけどね。
徳間書店の創業者である徳間氏は本当に面白い人なのだ。徳間書店
設立後はグループ会社は10を超えるまでになっていた。
でも、徳間氏が一番やりたかったのは、やはり新聞だったのではない
かと思う。それも日本にはなかなか定着が難しいクオリティ・ペーパー。
記者として読売新聞に入社したが読売葬儀で退職を余儀なくされ、
新聞への執着があったのだろうと感じた。同じ共産党細胞で後輩
のナベツネなんかが社に残ったばかりがトップになってるのだもの。
あ、本書にはナベツネの悪口もいっぱいなので、ナベツネ嫌いの私に
は爽快なんだけどね。
徳間氏のメディア人としての軌跡を読むと、自ら困難な局面に挑んで
いく、飽くなき挑戦者のようだ。買収した映画会社「大映」は倒産寸前
だったし、グループ会社にした「東京タイムズ」だって赤字続きだった。
今では「天才」と冠して呼ばれるようになった宮崎駿の才能をいち早く
見抜いて、惜しみない製作費を捻出したのも徳間氏だった。
挑み続け、失敗した事業もあるけれどそれで挑戦を止めるようなことは
なかったというのは、他の経営者では真似が出来ないのではないだろ
うか。
徳間氏のエピソード満載なのだけれど、徳間氏が影響を受けた人物や
周辺の人々のことを盛り込み過ぎて若干まとまりがないのが気になる。
そうして、徳間氏が晩年口にしていたという「騙された、裏切られた」と
の言葉が、一体、誰を、何を指しているのかも不明のまま。ここは消化
不良だったな。 -
Posted by ブクログ
4/10のNHK調査で内閣支持53%。
どんな人にアンケートしているのか?
安倍政権になってそんなに国民の暮らしは良くなっているのか?
前の民主党政権が酷過ぎただけで、景気なんて誰が総理大臣になったってこのくらいにはなったと思う。リーマンショックの復調に東日本大震災需要で加速したんだと思う。
彼が何をした。集団的自衛権の恣意的解釈、安保法制の改悪、共謀罪の制定への動き、格差社会の拡大。そして自由にモノが言えない自民党の構築、首相に忖度する官僚。戦前のファシズムに一直線。
強い日本を取り戻す、なんて耳あたりの良い言葉だけで何にも良くなっていない。
トリクルダウンなんて大企業だけが潤って、一般庶民には何にもオコボレがない現実を評価するべきである。
こんなに酷いのに誰が支持しているんだ。日本人も馬鹿ばかりになってしまったのか。 -
Posted by ブクログ
反戦というキーワードはお二人に共通している。
個人的には、佐高さんの著書はあまり読んでいないがTVで見た印象から生理的に受け付けない。加藤さんはお姿は拝見したことがないが、「それでも日本人は戦争を選んだ」と本書を読んだ印象としては悪くない。
学問として歴史を研究する学者の立場として、見る側が色眼鏡(マルクス史観だとか皇国史観だとか)をかけずに、当時の人々が何を感じ、何を感じざるを得ない状況だったのかを考える姿勢は正しいと思う。
対談の中で、小林秀雄と丸山真男が対比されている表現があった。もしかしたら自分は小林秀雄に影響されすぎているかもしれない、丸山真男なんて読んだこともないので読んでみよう。
P43で井上ひさしの演劇に登場する国語の女性教師の台詞として、「主語は、いつもその時々の状況の中に隠されているのです」と紹介している。これは山本七平さんが指摘した「空気」に通じる感覚だと思った。
p171では、『中国は今、日本海軍が1930年代に用いていた論理と同じプロセスで、南進しています。中国のいう第一列島線など、一度ゆっくり地図上で眺めてみるといいですね。このような点では、主語を交代させつつ、歴史はまさに繰り返す。』と指摘している。日本が嫌いな人にも中国が大嫌いなひとにも出てこない視点だと思う。
好印象な加藤さんだけど、小沢一郎の政策やアナーキストを評価することが腑に落ちない。
あと、副題は本文と結びつかず何のことかわからない。本を売るために表紙にキャッチーな言葉を入れてみたということか。