桜井亜美のレビュー一覧
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冷めた恋愛しかできず、新婚の夫、毅を見殺しにした凛花。
毅の年の離れた妹で、理想の人間を演じている沙夜。
同じ大学で完璧な沙夜への嫉妬から沙夜の元彼と付き合う真帆路。
沖縄から上京し、歌手を目指しながら真帆路と同じランパブで働く、頬月。
この4人の欲望を満たしてくれるアギトとのお話。
09'05'...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに恋愛ものを読もう!と思って手にした本。
恋愛要素がある話は読んでも、いずれもそれがメインってわけじゃなかった気がする。
あえてそれらをはずしてたんやけど、なんとなく久しぶりに。
読み終わっての感想は「あら、まぁ」。
そういう方向に行っちゃうんや。
でも、この人の表現の仕方は結構好きかもし...続きを読むPosted by ブクログ -
突然の自殺で
恋人トモヤを失ったサキ
サキは
トモヤのほんとうの心を探し
日々を過ごしていた
そんな時、トモヤの生き写しのような
ユウキと出逢う.
最後の終わり方の捉え方は
人によって違うと思います.Posted by ブクログ -
借本。
著者の本はこれが初めて。
表現が面白い。
恋愛話かと思ったら、意外な方向に向かうので、あっと言う間に読み終わった10代向けな一冊。
著者の違う本も読んでみたい。Posted by ブクログ -
酒鬼薔薇事件という事件が実際にあったことを知ったのは
読み終わってから数ヶ月あと。
バトルロワイヤル・インサイダーの中に出てきたのは、この本のことなのでしょうか?Posted by ブクログ -
愛されることと愛することは
おなじくらい痛みを伴う。
juriの気持ちを考えたらたまらなく胸が痛いけれど
これだけ愛された彼女がうらやましい。Posted by ブクログ -
人をすきになることは
こんなにも人を強くするのだろうか。
ラストは切なすぎて、泣ける。
私もこんなふうに愛されたい。愛したいっておもった。Posted by ブクログ -
『シネスシージア』という特殊な意識構造を持った彼女は、感情が普通に表現できずに感情の起伏が全て音楽と直結しているため、表現の方法が全て音楽になってしまってる。
切なくて重苦しくて理解されないことの寂しさや、うまく表現できないことへのもどかしさを感じた。
世間からは「エイリアン」のように扱われ、居場所...続きを読むPosted by ブクログ -
>名曲をモチーフに紡がれたラブストーリ
と、いうもの
Salyuやくるり、ミスチルに尾崎豊etc...の曲のタイトルがついた話の数々
私はその中でくるりの「ばらの花」をモチーフにした話が好きだ
情緒不安定な彼女、mixiでとある女性と親しく連絡を取り合う彼氏
舞台は下北沢
「mixi」や「下北沢...続きを読むPosted by ブクログ -
謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。実際の事件をモチーフにしたお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。Posted by ブクログ
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Apri*kissは全編メールでのやりとりで成り立ってる小説。
読んでると、自分にメールが来たみたいな錯覚かな。
そして、読んだ後、メールが書きたくなる・・と言う(笑)
結局の所、人って自分の事を誰かに見ててほしいんだよね。って思った。
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桜井亜美さんの描く、壊れた世界っていうのは、こんな感じなんですね。
初めて読んだ桜井さんの小説が、虹の女神だったので、あまりのギャップにビックリ!!
作家の頭の中に存在する言葉の海と想像の世界ってスゴイんだなぁと、
ただただ脱帽でした。
女性作家が書く官能小説?!って、かなりきわどいって聞いたこと...続きを読むPosted by ブクログ -
桜井さんの作品に初めて触れたのがこれ。題名に魅かれて読んでみたら、独特の世界観に引き込まれました・・!愛したい。傷つきたくない。ひしひしと伝わる気持ちが本当に美しいと思うのです。Posted by ブクログ
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強くないから隠してしまう、さらけ出せない。すべてをさらけ出して傷のなめあいをしたいわけじゃない、だからいえなかったことは誰にでもあると思う。ジュリとカゼミチバージョンの2つがあるけど私はジュリのが好きだな、と思う。
最後は泣いてしまう。
雪山で、愛してると泣きながらいうジュリに。心の氷を溶かして愛を...続きを読むPosted by ブクログ -
正直、杏の気持ちはあんまり分からない。
でも、こーゆう子いるんだろうな、って思った。
冷たくてすみません。
「予測不能なリクの言動に慣れてきた頃、杏はようやく気づいた。
もっとも予測不能なのは、自分自身の心なのだと」
には納得。ほんと何考えてるのか分かんないもん、相手以前に自分が。Posted by ブクログ