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科学警察研究所の心理技官として、犯罪者の悪意と向き合う三谷樹里。
彼女に唯一の安らぎを与えてくれていた恋人カゼミチが、突然姿を消した。
彼の気持ちを理解していなかったから? 「愛している」と素直に言えなかったから? 自分を責め続ける樹里に更なる残酷な事実が突き付けられる。
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Posted by ブクログ
心理描写が凄く好きでした。
加えて、自分の恋愛の仕方が似ていたので、感情移入して読んでいました。
風道がいなくなってしまったことだけでも、十分打ちのめされているのに、次々と現実は樹里を打ちのめしていく。
何より、「愛してる」と言えなかったこと、それが一番苦しいのだと、後悔しているのだということも樹里を悩ませてゆく。
果たしてこのお話はどうなるんだろう?と思っていましたが、最後には、「あぁ、そうか」と思わず笑顔になりました。
それは、白い雪を眺めているような気持ちでした。
哲学っぽいところも好きで、何度か読み返してその度に色んなことを考えます。
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