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支え合うように快楽でむすぶ、知的障害の兄との関係。「テレファックス」と呼び合う売春。
精子ドナーによる自己の出生の秘密。やがて、兄の子を身ごもってしまう――。
さまよい、新しい現実感で生き抜く十七歳の女子高生〈アミ〉。
朝日新聞を始め多くの紙誌で絶賛された、危険な生の輝きを伝える桜井亜美の鮮烈なデビュー小説。
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Posted by ブクログ
なんかここん所、電車で読むのが恥ずかしくなるような小説ばかりになっています。
というか世の中どうなっちゃっているんでしょうか?
先日読んだ、斉藤 綾子の小説(?)なのか体験談なのかが、俗っぽい感じの本ならば、このイノセントワールドは、もう少し小説っぽくなっているが、それでも2000年前後って女子学生はこんなだったのか?と勘違いしそうな内容です。
知的障害を持つ兄と人工授精で生まれた女子高生の妹。
兄を嫌う母とそれに反発する娘。
その妹であり娘である少女が世間を斜に構えてみながら、自分と兄以外の世界を拒絶し続ける。
なんかここには書ききれない、凄い世界を見せられている感じがします。
おまけに社会学者のあとがきでは、社会の俗を研究するためなのか、テレクラで少女たちのヒアリングを行っているなんている記載があると、どこまでがリアルで、どこからがフィクションなのかとますます、自分の見ている世界が信じられなくなってくる。
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