水谷千秋のレビュー一覧

  • 増補決定版 謎の大王継体天皇

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    先日、「
    継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」 (中公新書)」を読み、理解を深めたいと思って読んでみた。
    前書の方は、前後の時代の中国や朝鮮半島に残されている文書遺産にも目を向けつつ、国内の考古学的成果と結び付けて論じてた内容だった。7世紀より前は国内には文献資料がなく近隣国の資料によらざるを得ないのだが、そこに記載があることの背景も解釈して歴史を読み解くのは適切なアプローチに思えた。
    本書は、諸外国との関連性についてはあまり触れられておらず、また、考古学的成果からの解釈というのも限定的に思えた。主に国内文献に基づく論考で、前書の方が説得力があるように思えた。
    本書の前半部はあまり著者の意見が見えず、かつ、断定的な記述に感じられた。後半に至って著者の意見が見えてきた。新書であり論文ではないので、あまり多くの論を併記するものでもないのだが、私には今一つ納得感が得られなかった。

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    2026年09月21日
  • 謎の大王 継体天皇

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    ネタバレ

    黒岩重吾の『北風に起つ』を読んだ時に違和感を覚えた継体天皇。ヤッパリ色々謎んなんですね~。王族の結束力の弱さと母系の豪族との天皇たちのつながりなど今まであまり知らなかったことが知れたのは良かった(笑)古代史は資料も限られているし色んな想像ができるな~。

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    2026年01月05日
  • 教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?

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    サピエンス全史をさらに読みやすくしたような内容。
    他の方も言及されている通り読書についての入り口としては最適と思います。

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    2025年05月23日
  • 女たちの壬申の乱

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     天智と大海人皇子の最後の会話のところは、詳しくてよくわかった。
    昔の文献の引用からの説明があるのは難しかった。
    歴史を研究し論ずる過程がよくわかった。

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    2024年07月26日
  • 教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?

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    古代日本史の研究者による、短期大学における一般教養授業の講義をまとめたもの。
    ほどよくわかりやすく、最初の一冊としていいと思う。

    教養を前面に押し出したものではないが、本書に興味を抱いた方に、よりとっつきやすい書籍として『冒険の書』などが合うかもしれない。

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    2024年07月10日
  • 教養の人類史 ヒトは何を考えてきたか?

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    人類史というか、古今東西の知の巨人達の思考を通して、人類の歴史をざっくりとまとめた感じの一冊。
    内容の良し悪しではなくて、ちょっとタイトルと中身が噛み合ってない様な気がした。

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    2024年06月07日
  • 女たちの壬申の乱

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    前半は期待したほど女性中心じゃないな…と思ったが後半はしっかり天智天武をとりまく女性についての考察。
    ただ、水谷先生のいままでの一般向け書籍のなかでは平凡かな。

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    2022年05月02日
  • 女たちの壬申の乱

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    ネタバレ

    女たちの壬申の乱になるまでが結構長い。数回挫折した。額田王のとらえ方がよかった。資料のない皇女は自害かというのはそうかもしれない。

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    2021年11月07日
  • 謎の大王 継体天皇

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    古代史好きならみんな気になる継体天皇。日本書紀の記述が不自然すぎて、今までの王家とぜんぜん血縁ない人が王位を簒奪して天皇になったんじゃないの?という学説が唱えられるなど、もっとも歴史ロマン溢れる天皇だと思う。万世一系を否定する学説なので戦前なら大問題だろうけど、とにかく興味深い。
    そのあたりも含め、日本書紀や古事記を丹念に読み解いて、継体天皇の正体を探っていく。ごく限られた資料から当時の政治体制や勢力関係を紐解いていくのは古代史の醍醐味だと思う。

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    2017年09月14日
  • 継体天皇と朝鮮半島の謎

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    古代、天皇を出す家系は複数あった可能性。
    九州から関東まで以外に広い朝廷の勢力圏。
    朝鮮半島との濃い交流。

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    2014年08月25日
  • 継体天皇と朝鮮半島の謎

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    継体天皇の父祖の系譜を近江の古墳の考古学の成果を受けて比定し、応神天皇の子孫がいかに近江に根を張り、土着していったかを明らかにした。また継体天皇の大和入りに年月がかかった理由を東大和と西大和の豪族の対立があったからだと考え、具体的には反対勢力の葛城氏が没落し蘇我氏が取って代わった為、大伴、物部といった東大和の豪族に擁立された継体天皇が大和に宮を構えることができた。この考えは面白い。何故、蘇我氏が葛城氏に代わる形で歴史の表舞台に出てきたのかが納得いく。五経博士のくだりも面白かった。ただ対外的な部分や磐井との関係、秦氏との繋がりなどは引っかかるところもある。

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    2013年09月09日
  • 謎の大王 継体天皇

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    謎に包まれた人。

    結局なにものなんだろう。



    万世一系?

    継体がいるのに?

    名前がものがたってるよね。

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    2009年10月04日
  • 謎の大王 継体天皇

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    大和朝廷の歴史に燦然と異彩を放つ継体天皇。
    今までの大和育ちではなく、近江の国に生まれ即位後も20年かけて大和に入る事ができた彼の生涯とその歴史的意義を解き明かしていくとても興味深い本です。

    記・紀に記されている事とその裏側にある思いを読み解きながら継体天皇が即位する事になった理由や彼の権力構造、そして彼の即位が後の武家政権による天皇擁立につながっていく事等、歴史の教科書からは読み取れない古代の実像がその元になる出典と著者の解説でわかりやすく書かれています。

    地方の時代と言われている現代に地方から中央に駆け上っていった彼の事が注目されている中で入門書としておすすめです。

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    2009年10月04日