あらすじ
古代最大の内乱に秘められた愛憎劇
・万葉集に名高い「額田王」が詠んだ恋の歌の謎
・夫・天智天皇を慕う「倭姫皇后」の最期
・天武天皇と共に国を造った「持統天皇」
古代史研究の第一人者が女性たちのドラマを鮮やかに読み解く。
目次
第一章 乱の経緯
第二章 三人の天皇―天智・天武・持統
第三章 天智と大海人皇子の最後の会話
第四章 大海人皇子をめぐる女たち
第五章 天智を悼む女たちの挽歌――倭姫皇后と額田王
第六章 大津宮の滅亡と消えた后妃たち
第七章 女たちの「戦後」――和解と祈りの歌
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Posted by ブクログ
壬申の乱について、女性たちに焦点を絞って書かれている。新しいと感じたのは、間人皇女が天智天皇と愛人関係になかったのでは?という点(根拠は斉明天皇の間人皇女への寵愛)とか、天智天皇の妃である倭姫や越智娘、姪娘は壬申の乱で命を落としたのではというくだり、あと唐から天智天皇への弔問使が来たのに、天武天皇は受け取らず筑紫の地に阿弥陀仏が放置されたなど。
天皇母の記述を集めている点などは面白い。
Posted by ブクログ
天智と大海人皇子の最後の会話のところは、詳しくてよくわかった。
昔の文献の引用からの説明があるのは難しかった。
歴史を研究し論ずる過程がよくわかった。
Posted by ブクログ
前半は期待したほど女性中心じゃないな…と思ったが後半はしっかり天智天武をとりまく女性についての考察。
ただ、水谷先生のいままでの一般向け書籍のなかでは平凡かな。