瀧井一博のレビュー一覧
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明治維新について、諸外国の捉え方や、与えた影響を考察する一冊。内容は今後の展望だったり、広く浅く紹介したという印象ですが、執筆陣が多国籍で新鮮でした。
日本の近代史について、当時の内政分析や、
WW2での「敗戦」をゴールに見据えたうえでの、反省や責任の所在などの振り返りは十分尽くされてきたと思う。
その議論は今後も続けつつ(戦争や悲しみを繰り返さないためにも。「もういいだろう」ではない)、そろそろ、日本近代史の世界的な位置づけを考える研究も、もっと増えてほしいかも。
その方向性の試論としては意味深いのかなと。
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島国だから、日本人は他国の人に比べて、自国の成り立ちを紹介する機会が少ない。
そ -
Posted by ブクログ
本書は、2018年12月に国際日本文化研究センターの主催した「世界史のなかの明治/世界史にとっての明治」と題した国際シンポジウムにおいて議論されたペーパーを中心として編まれたものとのこと。
日露戦争の勝利が西洋列強に圧迫されていた非西洋諸国に希望を与え、日本の近代化=明治維新に関心が持たれたということは有名な話だが、明治維新から150年経った現在の時点において、海外の研究者から、これほど様々な研究が行われていることに圧倒される思い。
本書には16の研究論考が収録されているが、特に比較の見地から書かれている論考については、もう少し詳しく具体的な対比の様相が知りたかった(紙幅の関係でどうし -
Posted by ブクログ
この時代のリーダーは、どのように『国家』を創っていくべきかを考え抜き、そして行動に移していった。
本著では、それらリーダーの思想、言動について具体的に触れられ、そこに映し出される鬼気迫る気概を肌に感じることができる。
この当時の政治家の勉強量(読書量)は想像を絶する程であるし、考え抜く能力はとてつもなく高かったような気がする。
一方で、伊藤博文もその一人だが、大いに楽天的なところもあって、心にゆとりが持てた時代でもあったのだろうか。
(坂の上の雲の如く)
登場する人物は政治家、官僚、学者、思想家、知識人など多岐に亘る。
ただ、各々が重厚なキャラクターの持ち主であるが故、紙面の割き方が少なく