明治国家をつくった人びと

明治国家をつくった人びと

935円 (税込)

4pt

3.5

福沢諭吉宛の世界的大学者からの手紙、幕末の使節団がみたアメリカのデモクラシー、初代帝大総長がヨーロッパで接した知の精神――。伊藤博文、山県有朋、井上毅から旧幕臣知識人まで、この国のかたちを築いた骨太な指導者たちの幕末明治の文明受容の旅を辿りながら、彼らの思想と行動を読む。『本』好評連載、待望の新書化!

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明治国家をつくった人びと のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・幕末の福沢諭吉、玉虫左太夫、ジョセフ・ヒコ等の欧米・ハワイ王国でのconstitution(国制)の感得。
    ・幕末・明治の伊藤博文等の国制の感得。シュタインは福沢の時事小言の国制・行政二元論を評価
    ・井上毅の天皇親政絶対論vs伊藤の「行政権ハ帝国内国ニ於イテ統一ス」
    ・「(天皇)は日本国をrepr

    0
    2025年05月16日

    Posted by ブクログ

    【期待したもの】
    ・明治を語る時によく出てくる有名人だけではなく、あまり表に出てくることがないエリート官僚を描く、ということで期待した。確かに、あまり聞いたことがない名前が出てくるが、紙数が割かれていたのは、やはり有名人。

    【要約】
    ・明治政府における国家のグランドデザインは、やはり伊藤博文。明治

    0
    2018年10月28日

    Posted by ブクログ

    一家に一冊欲しい本(評価は別)
    明治国家が憲法に求めるものが
    まだわからないことばかり
    天皇の統治権の総覧を考える時
    また読もう

    0
    2017年07月29日

    Posted by ブクログ

    この時代のリーダーは、どのように『国家』を創っていくべきかを考え抜き、そして行動に移していった。
    本著では、それらリーダーの思想、言動について具体的に触れられ、そこに映し出される鬼気迫る気概を肌に感じることができる。
    この当時の政治家の勉強量(読書量)は想像を絶する程であるし、考え抜く能力はとてつも

    0
    2013年09月22日

    Posted by ブクログ

    明治国家の枠組み、帝国憲法をつくった人々のはなし。西洋文化の洗礼に度肝を抜かれる人たちが居る一方、明らかに上から目線で馬鹿にしている村垣範正のような人が居たのが面白い。いい加減なお世辞で喜ぶ米婦人方を見てのコメント、「愚直の性質なるべし」が笑える。西洋人のことを「欲深き人種」と称した久米邦武が現代日

    0
    2013年09月16日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「明治国家」をつくりあげていった人たち、明治天皇、伊藤博文、井上毅などをはじめ官僚が学んだドイツやオーストリアの法学の先生…どうやって明治国家という枠組みが出来上がって、それを肉づけていったか。
    それを法学、憲法、教育、明六社などの組織を通じて描かれています。

    0
    2013年10月12日

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