ジークムント・フロイトのレビュー一覧

  • 精神分析入門(下)

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    精神分析入門(下)

    (上)から16年ほど経ったあとの講義
    より内容が整理されており、
    暴走気味だったように感じられる彼のロジックが
    とてもリファインされているように感じられた。

    精神分析をより身近に感じられた一冊である。

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    2013年04月15日
  • ドストエフスキーと父親殺し/不気味なもの

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    いろいろな文学作品を精神分析的に解釈。それぞれの作品の説明もある程度されているけど、読んでないとわかりにくいかも。
    『詩と真実』が気になったのと、「不気味なもの」のタイトルは聞いたことがあったものの未読だったので読んでみた。heimlichとunheimlich、反意語なのに意味のかぶるところがあるってのがちょっと興味深かった。

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    2013年03月17日
  • 精神分析入門(下)

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    フロイトの中でもこの本は読みやすかった。
    精神分析の結果が真理かどうかは分かりませんが、
    答えを求めようとする過程が推理小説のようで面白い。
    心理学専攻以外の人にも一度は読んでほしいです。

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    2012年07月22日
  • 幻想の未来/文化への不満

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    本書からは1930年の『文化への不満』をピックアップした。文化•宗教論シリーズは、個人分析理論を社会集団にあてはめて汎用性を試したものだが、論述は様々に広がってゆき、フロイト思想の総体が見えてくる。
    また、各論的に、幸福論、ストレス学、美学、恋愛論、人格論などが内包されてもいて、リアリスト•フロイトの洞察には感嘆するばかり。近代の超克の人間的側面はすべてここから始まったと言いたくなる。
    エロスとタナトスの衝突が文化の本質という定義を、さらに考え続けなければならない。

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    2011年12月30日
  • 精神分析学入門II

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    前巻に比べるとやや内容がわかりにくくなっているが、とは言ってもあくまでも入門なので、さほど込み入っていないから問題なく読めるかと思います。
    錯誤行為から夢、夢からノイローゼというふうに、つながりを持たせつつ題材を替えて論が展開されているので、始めから続けて読むことで段々と理解を深めることが出来るでしょう。

    内容についていえば、ノイローゼについてよりもⅠで扱っていた夢の件の方が面白かったです。
    このⅡだと、「不安」の講が興味深い。
    不安の原初体験を〈出産行為〉に求めるというのは、そんなとこに求められてもたまんないなと思いつつ、いかにもフロイトらしい発想で面白い。

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    2011年12月18日
  • 精神分析学入門II

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    下巻は「第三部 ノイローゼ総論」。上巻と比べるとわかりにくかった。第27,28講で語られる感情転移の話が面白そうだった。これを展開している本ってないかな。

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    2011年01月26日
  • 精神分析学入門I

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    精神学者フロイトの考えをまとめたもの
    まぁ・・・雑学です。えぇ、使いませんが。自分自身を見つめるのに役に立つかも・・・?

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    2010年06月28日
  • 精神分析入門(上)

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    心理学や精神のほうに進もうと
    考えていた時期が会ったので、これも
    高校のときに読んだ。大変だった。
    逆にユングのことを知っていけたのは
    自分にとって幸運だった。

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    2009年10月04日
  • 精神分析入門(上)

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    往年の名著、精神分析入門です。
    難解としか言いようがない・・・
    大家でなければ読もうとも思わない作品ですね。
    ただところどころ「なるほど」と思わせる場面がありました。
    そういう意味でも原著に当たるのは価値があるかと

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    2009年10月04日
  • 精神分析入門(上)

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    上下巻 いうまでもなく必読書。
    ただし、フロイトは性的虐待は幻想であると言っています。時代の限界かな。

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    2009年10月04日
  • モーセと一神教

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    ・「モーセはエジプト人だった」または「モーセがエジプト人だったら?」
    ・「ユダヤ教の元ネタはイクナートン(アクエンアテン/アメンホテプ4世)のアトン(アテン)信仰」
    みたいなことがつらつら書いてあるジークムント・フロイトの遺著。
    あとはユダヤ教発発生の経緯(考察)とか。

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    2025年02月07日
  • 精神分析入門(下)

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     下巻では、これまで取り上げた内容を改めて考えてまとめた続精神分析入門も収録。また、最後のほうでは、科学と宗教、哲学の違いや当時流行していたマルクス主義の問題点を取り上げるなど、フロイトの哲学、思想が垣間見える。

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    2024年12月31日
  • 精神分析入門(上)

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     本書は心理学における古典的入門書である。夢の象徴的表現は、思った以上に多彩で、性と関連されることがわかる。上巻では「エディプスコンプレックス」の言及もあり、幼児の性行動について考察される。

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    2024年11月24日
  • 精神分析入門(上)

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    言い間違いとは如何なる場合においてもその人の無意識の本心を表しているという事らしいが、本の中で示されている例がたまたま何れもそのような事例であると言うだけのような気もする、反例の検証がどの程度されているのか不明。それに、本心と言うのがどのような条件下で成り立つものなのかも具体的に検証してあげないと間違えた人達が可哀想。
    フロイトも触れているように、抽象化すれば、どのような言葉であっても本心という定義に該当し得るのではないか。例えば、馬車でどこかへ向かう女性にドイツ語でお供しますと言うはずのところを卑猥な言い間違いをしてしまった事例について、その個別の女性に対して卑猥な気持ちを抱いていた訳でなく

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    2022年12月10日
  • 人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス

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    書簡には戦争というものに関してフロイトの理論を敷衍(というほどでもないか?)したらまあそうなるよなということが書かれている。「喪とメランコリー」は面白かった。そのあとの二篇は新潮文庫版『精神分析入門』中の『続・精神分析入門』に収められているもの。全体を通して、ある程度フロイトの理論に親しんでからでないと理解しづらいだろうし、といってそうなったらあえて読む必要があるかというと微妙、という感じ。

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    2022年02月27日
  • 精神分析学入門I

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    フロイトの基本的主張がまとめられた本。冗長で内容が婉曲的なため読みにくいが、丁寧に読んでいけばよく理解できる。
    フロイトの理論の要点はリビドの抑圧と発露にある。ここで無意識と自我が絡む。深層心理学を理解する上では避けて通れないロジックかと思う。

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    2021年12月06日
  • フロイト、性と愛について語る

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     フロイトについては、文学、思想、哲学等様々な分野でいろいろに取り上げられ論じられてきたので、何となく分かっているような気になってしまっていた。

     本書に収められている各論文によって、リビドー、エディプスコンプレックス、倒錯といった概念の意義やそれらを用いた分析について、フロイト自身の論述で理解できるのが、何と言っても収穫であった。
     「『文化的な』性道徳と現代人の神経質症」では、性愛に対する西洋社会の抑圧的性格を批判する文明論にまで至っており、フロイト理論の射程の広さを実感できた。

     ドイツ原文は読んだことはなく分からないが、訳文は相当平易にしているようで、大変読みやすかった。

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    2021年07月18日
  • フロイト、夢について語る

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     フロイト『夢解釈』を補足するような、夢に関する論考をまとめた一冊。
     第一部では、具体的な夢の実例の分析を示しながら考察が進められていて、その解釈の適否はともかく、夢の作用や検閲の役割に関するフロイトの考え方を理解するのに大変参考になると思われる。

     それに対して、第二部の『夢の理論へのメタ心理学的な補足』は、意識・前意識・無意識に関する局所論など、かなりのレベルまでフロイト『夢解釈』を読み込んでいないと、理解が難しいと思う。正直歯が立たなかった。

     『夢解釈』は面白そうな事例及びその解釈を拾い読みしたレベルなので、一度正面から挑戦してみたい。

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    2021年05月30日
  • モーセと一神教

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    フロイト最晩年の書として有名な本書をやっと読むことができた。ユダヤ教成立の事情を、モーセの人物を推論して解き明かしていく。その立論の当否を論じる能力はないが、ユダヤ人フロイトがどうしても書き残したかった思いが強く感じられた。

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    2020年10月16日
  • モーセと一神教

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    ネタバレ

    フロイト最晩年の著作。支離滅裂な部分があり全面的に信じることはできないものの、真実を含んでいるのではないか。

    ・唯一神教の起源をエジプトにみる。若いファラオであるアメンヘテプ(後のイクナートン)は、それまでの多神教を捨て太陽神のみ(アトン教)を信仰するようになるが、エジプトの地では衰退した。
    ・エジプト脱出を指揮したモーセは高貴な生まれのエジプト人と推測する。イクナートンが亡くなり多神教信仰者から迫害を受け、アトン教は滅ぼされつつあった。そのときアトン教を信仰していたモーセ(政府の高官)がユダヤ人を引き連れ脱出した。モーセが口下手とされるのはユダヤ人と言語が通じず、通訳を通していたため。

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    2020年03月05日