井村君江のレビュー一覧
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アーサー王に興味のかけらもなかったのに、こんな本を読みだしたのは、この夏にバーン・ジョーンズ展を観に行ったから。
アーサー王の臨終の絵にとても感動したけれど、物語を知らなかったので、絵の中の誰もが悲しんでいる理由がわからないのが、もどかしかった。
これを読んだからといって、アーサー王の全貌がわかるというものではない。架空の人物?だから、バリエーションがいろいろあるらしい。でも大筋でなんとなくわかった。
魔術師マーリンとか騎士ランスロットとか、ジョーンズの絵に出てきた主要人物たち物語がわかったので絵に対する共感度が上がったと思う。
しかしアーサー王の有名な逸話で、王となるべき -
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ネタバレ昔読んだ本の再登録の1つ
ダイジェスト版な形なので、すごくはしょっている。
岩波少年文庫の「アーサー王物語」グリーン著の中でも「ガウェイン卿とラグネル姫」の物語が好き。
この本にもありましたが、訳がジュニア向けから大人向け?に。
ガウェイン卿が、騎士より生身の男の人になっています。
そんなガッカリ度もあるけど、面白いセリフもありました。
ラグネル姫との婚礼の夜にガウェインはため息をつきそのわけを尋ねると
「~おまえの年と、醜さ、おまえの生まれのいやしさのせいだ」と答えるわけですね。
でもラグネル姫は全然負けていません。
「年齢の多い者には分別が、醜ければ他の男に襲われる心配がありません。また -
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イェイツが各地で収集したケルト民話。
神話ではなくあくまで地元の妖精目撃談の類なので地味なこと極まりない。
ケルト版「遠野物語」といったところだろうか?
違うのは、イェイツの行動や主観が多く記されている(相対的に語り手が語った部分は少ない)ことと、イェイツが柳田に比べてかなり体を張ってフィールドワークに挑んでいることだろうか。
何せ悪魔の儀式に参加するくらいである。大分がんばっている。
ただ、多少悪魔召喚じみたものもありつつも、本来ケルトの妖精とは善悪とは結びつかないものであり、「正しく扱えば無害(もしくは利益を与えてくれる)だが、正しく扱わなければ害をなす」なものなのだと言う。 -