楠木あるとのレビュー一覧
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最初は絵柄があまり好きではなかったけど、ストーリーにどんどん引き込まれて気づけば最終巻まで☆
特殊な立場ではあるけど、OLとしての心構えを気づかせてくれる作品だと思います -
太宰の青春時代を描いた漫画。絵がうまくてさわやかで、とにかく本作の太宰さんがかわいすぎる。かわいすぎる。ヤバい。初代さんもかわいい。山岸さんはサリーちゃんのパパみたいな髪型だが本人再現率高し。檀さんはやっぱり影が薄い…このまま太宰の最期まで描いてほしかったです。津軽弁もいい感じです。胸がキュンキュン...続きを読むPosted by ブクログ
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なぜ今太宰治なんだろう?と不思議に思っていたら、生誕100周年だったんだ。
中学生の頃までは「走れメロス」しか知らなかったけど、高校の頃にあれこれ読んだ。
1949年6月19日に心中自殺による遺体が発見されたそう。
ちなみに生まれたのは、1909年6月19日。
著作権の保護期間は、現状作者の死後5...続きを読むPosted by ブクログ -
なんとも残念な太宰治の青春期
幼少期、思春期、東大学生、心中未遂、初代夫人との結婚、井伏鱒二との出会い、脳裏をよぎる玉川上水の風景…
といった、小説家としてブレイク前の青春時代を順不同で描いたコミック。
絵で描いたような、お坊ちゃん、自己陶酔と自己否定、女性への依存の強い、ダメ人間な素行が描かれ...続きを読むPosted by ブクログ -
先日、青森旅行の途中で津軽鉄道に乗って金木に寄りました
太宰の生家である斜陽館はコミックの劇中に少ししか出ていないのに本当に太宰治とその家族達が今でも住んでるような、楽しいような悲しいような雰囲気でした。Posted by ブクログ -
絵柄はまあまあ普通でそれなりに読みやすい。問題はストーリー内容というよりは、ストーリーが提起している問題である。痴漢問題と 冤罪問題、どちらをより重視するか?その人の生涯をかけた重い問題である。この作品に結論には必ずしも賛成はできないが。
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ここでの指摘のように、自分の経験を美化して作品を書いたという面はあるだろうけど、そのときの飛躍こそが「文芸」なんじゃないかな、と。Posted by ブクログ