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Posted by ブクログ
小さな個人商店の店主たちにインタビューし、
店の、店主たちの生き様を探る、ノンフィクション。
添えられるイラストが、店の雰囲気を良く伝えている。
東京都内と横浜の19店が主役。
豆腐屋、青果店、靴屋、自転車屋、本屋、玩具屋など、
普通に街並みに溶け込んでいる店が紹介されています。
店に歴史有り。それは波乱万丈な人の歴史でもある。
長きに亘って、その場所で地域の人々に愛されてきた、個人商店。
家族の絆、培った人脈、常連さん、近所の人たちとの縁。
仕事への誇りが伝わってくる。
バブル前後やコロナ禍での苦境も伝わってくる。
地上げ、地域開発、競合店、大手チェーンの進出、高齢化、
後継者の問題等、絶滅に至る要因は様々あるけど、
登場した全店がこの本が出た当時に、
頑張って続いているという記述が嬉しかったです。
どっこいまだまだ頑張ってるよ!
Posted by ブクログ
今日は仕事で、後継ぎがいない個人商店になんとか後継ぎを見つけられないかという話をしていました。いろいろ今の日本を取り巻く問題は山積していますが、コロナで働き方を見直す人が多くなっていることは光明です。
私にも、惜しまれつつ閉店したお寿司屋さんの思い出の味があります。生まれたときから親しんだその味をもう一度味わいたくて、ナイトスクープでご主人を探してもらおうか、いやもう亡くなっただろうな、あんなに繁盛していたのにどうして誰も継がなかったのかなと切なくなります。
ちょうどこの本を読んでいたところなので、余計になにもかもが胸に響いているみたい。
東京の佃煮屋さん、豆腐屋さん、銭湯…全部で18軒の「町の宝」がいきいきと語られ、ああ行ってみたいな、お買い物したいなという気持ちになります。コロナ終わったら一軒一軒訪ねたい。それまでどうか…!!
著者井上理津子さんのことは「さいごの色街 飛田」以来の大ファンです。こんなふうに街を訪ね、こんな文章を書いてみたいな。
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