爆発する宇宙 138億年の宇宙進化

爆発する宇宙 138億年の宇宙進化

1,100円 (税込)

5pt

4.3

宇宙にとって「爆発」とはなにか?

ビッグバン、インフレーション、超新星爆発、ガンマ線バースト……宇宙に起こるさまざまな爆発現象。
これらは、けっして自明な現象ではありません。超新星爆発は、なぜ起こるのか? 実は、その過程にはまだまだ解明されていない謎が多く存在するのです。

本書では、この宇宙の始まりでもある「ビッグバン」、「超新星爆発」の謎、「ガンマ線バースト」などの爆発現象を取り上げながら、最新の天文学で考えられているそのメカニズムや、赤色巨星、白色矮星、ブラックホール、中性子星、さらにはダークマターについてなど、さまざまな天体や物質についても詳細に解説。
特筆すべきは、まだ観測されたばかりの謎の爆発現象「高速電波バースト:FRB」を、その観測実例をもとに、天文学におけるさまざまな仮説・研究を紹介していきます。

そのそも、この宇宙もビッグバンという爆発から始まりました。
私たちがふだん日常の中で使っているさまざまな元素も、これらの爆発によって作られたものです。
そして我々、生命もまた爆発によって作られたものだと考えられています。

さまざまな爆発を理解しながら、宇宙とはなにか? 生命とはなにか? という根源的な問いへと向かっていく、知的興奮を体感する科学書です。

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爆発する宇宙 138億年の宇宙進化 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年11月01日

    宇宙のエネルギースケールについて



    陽子と中性子の数はだいたい同じぐらいになるほうが安定する。

    そのため中性子が過剰になると、β崩壊と呼ばれる現象で、中性子は陽子に変わろうとする。

    このβ崩壊と、次の中性子が付加されるのと、どちらが早いかで重元素合成は2種類の過程に分かれる。
    (s過程、r...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月25日

    切口が斬新にして、面白い。爆発の規模感は頭に入れておきたいなー
    本論ではないが、ia型超新星を用いた距離測定は、星間塵等で誤差が出やすいモノなんだな、やっぱり。素人目にざっくり感が強い測定だろうなと感じていたので、納得がいった。

    0

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