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「宇宙はどのように生まれたの?」「どうして地球はまわっているの?」――。人類の好奇心を刺激してやまない天体の秘密を、日本最高峰の大学・東京大学の現役教授が「ざっ」と解説。
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Posted by ブクログ
宇宙の構造や誕生の話になると途端に難しくなる。他の専門書等を読んでまたこの本に戻ってきたら、ざっとまとめられていることの意味がよりわかるかもしれない。
自身は縁のなかった天文学だが、大学レベルではどのような内容を学んでいるのか興味があり手に取った。自身は文系科目に極振りしており知識や理解力について全く自信がなかったので、理解できなくともまず読み進める、ということを念頭に置いた。 案の定後半になってくるにつれて理解が難しくなったが、どちらかと言えばそ...続きを読むれは知識不足理解力不足というよりは、「前半で読んだ内容の詳細が思い出せない」「スケールが大きすぎて実感がない」ためであったように思う。 とはいえ、左ページに文章での説明が、右ページに図解が載っており、各項目について基本的にその見開き1ページで説明され使われる言葉も基本的に平易なものであったことから、前半に関してはわかりやすく面白く読めた。また後半でも興味を持っていたトピックについては面白くわかりやすかったように感じるので(たまたまその項目が特別易しく書かれていた可能性も否定はできないが)、天文学に興味があったが天文学を扱う学部に進学できなかった(興味はある)というような人にとってはたいへんわかりやすい良い本であろうと思われる。 また最終章最終節にこれから天文学を志す人に向けてのメッセージがあり、あとがきでも同様に痛切な思いが綴られているので、著者としては大人の学び直しというよりは高校生などに向けた本として書いていると思われ、実際に高校レベルの物理化学知識が前提とされているように感じる。自分が若い頃にこの本と出会えていれば、もう少し科学を学ぶことに興味·意義を見出せていたかもしれない。 以上から本書は、天文学に興味を持っている高校生、また物理·科学を学んでおり意義の見出せない学生にもおすすめできる本である。
白色矮星なんて単語が出たあたりから、自分には難解になりました。天下り的に、はいそうですかとの理解をするのは困難に思えた。非常にロマンのある分野だと思うので、技術単語覚えに使うには良いかもしれません。
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戸谷友則
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