乗客ナンバー23の消失

乗客ナンバー23の消失

一件落着――そう思ってからが本番です。

ニューヨークまで逃げ場なし。豪華客船に渦巻く謎また謎。
amazon(ドイツ)でレビュー数1,400超、評価平均4.2。
ドイツ・ミステリーの最終兵器セバスチャン・フィツェックの代表作登場。

事件解決のためなら手段を選ばぬ囮捜査官マルティンのもとに、5年前に豪華客船「海のサルタン号」船上から忽然と姿を消した
妻子にまつわる秘密を明かすという連絡が届いた。相手がマルティンを呼びだしたのは、因縁の客船。そこでは2か月前に
船から姿を消した少女が忽然として出現。さらなる事件が次々に起きていた。

ニューヨークへ向かう客船の中で走り出す複数のプロット――。船の奥底に監禁された女と、彼女を詰問する謎の人物。
娘の忌まわしい秘密を知って恐慌を来たす女性客。何者かとともに不穏な計画を進める娘。船室のメイドを拷問する船員と、
それを目撃した泥棒。船の売却を進める船主と、船の買い手である中米の男も乗船しており、マルティンを呼びだした富豪の老女は
「この船には恐ろしい秘密が隠されているのよ……」とささやく。

この客船の中で何が起きているのか? からみあう嘘と裏切りと策謀――真相はめくらましの向こうにある! そしてあなたが「一件落着?」と思ってから、ドイツ・ミステリー界最大のベストセラー作家が腕によりをかけて仕掛けた意外な真相のつるべ打ちが開始される!

※この電子書籍は2018年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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乗客ナンバー23の消失 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    次から次へと事が起こって、ジェットコースターのような話の展開。登場人物も多くなく読みやすかった。楽しめた!

    0
    2022年02月04日

    Posted by ブクログ

    二か月前に航海中に失踪した少女が、同じ船の航海中に突然現れる。

    豪華客船に潜む謎の失踪事件、そして主人公の妻と子の自殺の謎。

    豪華クルーズ船の旅、それはステータスであり憧れの対象。一方で、確かにこの本にあるように、大洋航海中に飛び込めば捜索は困難で、自殺にはもってこいの場所である。さらに、いった

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    書店で見かけ、面白うそうと思い、やっと手に取る。

    久しぶりのミステリー。

    大西洋横断航路の豪華客船「海のスルタン」に「乗客23号」が現れる。

    過去に同じ船で妻と子供を失った囮捜査官、この船で生活している老人女性からの電話を受け、客船に乗り込む。

    密室の豪華客船で起こる不審な事件。
    帯に書いて

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    豪華客船は、カジノ、シネマ、バー、カフェ、ありとあらゆる娯楽や施設が整った小さな町のようだ。
    ただしそこには警察だけがない。
    23ーそれは毎年客船で消える乗客の数。

    原題はPASSAGIER23(直訳:乗客23)で、やはりこちらのほうがしっくりくる。でもパっと見た時のインパクトは邦題のほうですね、

    0
    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

    一言でいうとミステリーではあるが、全体の構成がわかるまで少し時間がかかる。いわゆるどんでん返しが2回は用意してあります。
    話自体は楽しめますが、海外のこの類の本を読むとホント虐待、特に子どもに対する性的虐待の話題が多いのは嘆かわしい。でも、もう日本もそうなのか、、、。セックス描写と暴力描写がどうして

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    若い頃はサスペンススリラーのようなものもそこそこ読んでいたのだが、近頃は全く手に取ることもなく、久しぶりにこのような作品を読むとどきどきしてなかなか先に進めない。痛そうな描写は飛ばし読みしたいけど、そんなことすると話がわからなくなるかもしれないし。読み終わるのに本当に難儀した。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    ドイツミステリー。なかなかつかみどころが最初分かりませんでしたが、読んでいくうちに、先が気になって読まされる本でした。クルーズ船で失踪した刑事の妻と息子。その失踪の謎を追うというストーリーです。小刻みに場面が変わるので、読みやすい反面つかみにくい感じはしましたが、まあそれなりに楽しめたかなぁという気

    0
    2022年02月05日

    Posted by ブクログ

    ★3.5

    豪華クルーズ船の中で、乗客が消える・・・。じつは、そんな出来事が、毎年少なからず起きているそうです。この作品は、その様な出来事が下になっています。

    船の中でのパニックモノと言えば『ポセイドン・アドベンチャー』が有名ですが、この作品は、パニックモノと言うより、犯罪モノです。それでも、逃げ

    0
    2021年08月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高!

    と思って他の人の感想を読んだらあまり評価が高くなくてびっくり。その理由に触れるとネタバレになるので、これからこの本を読みたい人はこの先は読まずに回れ右お願いします。






    あまり評価を高くしていない方のご意見は割と、胸糞的なところと主人公にとってのハピエンではない部分にあるように見え

    0
    2025年04月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ドイツの作家、セバスチャン・フィチェックの作品。邦訳自体は初めてではなく、過去何作品かはある様子(アマプラで見れる治療島とか)。

    豪華客船の船旅中、妻と息子を亡くした囮捜査官マルティン。二人を亡くした船で暮らす老婆から新たな情報が得られると知り、船に乗り込む。一方、船の中では数週間前に行方不明にな

    0
    2024年05月31日

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