セバスチャン・フィツェックの作品一覧
「セバスチャン・フィツェック」の「座席ナンバー7Aの恐怖」「乗客ナンバー23の消失」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「セバスチャン・フィツェック」の「座席ナンバー7Aの恐怖」「乗客ナンバー23の消失」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
最高!
と思って他の人の感想を読んだらあまり評価が高くなくてびっくり。その理由に触れるとネタバレになるので、これからこの本を読みたい人はこの先は読まずに回れ右お願いします。
あまり評価を高くしていない方のご意見は割と、胸糞的なところと主人公にとってのハピエンではない部分にあるように見えた。うーん、なんと優しい人たちなんだ…
私なんかは主人公がよっぽどいい人で努力しているのにひたすら酷い目にあって耐え抜いていて、さあ!というのでもなければ別に気持ちに寄り添わないので面白ければヨシ。
そして面白さといったらもう、最高だった!
目まぐるしく目線が変わり、何がどこで起こってるんだ?と
Posted by ブクログ
ドイツの作家、セバスチャン・フィチェックの作品。邦訳自体は初めてではなく、過去何作品かはある様子(アマプラで見れる治療島とか)。
豪華客船の船旅中、妻と息子を亡くした囮捜査官マルティン。二人を亡くした船で暮らす老婆から新たな情報が得られると知り、船に乗り込む。一方、船の中では数週間前に行方不明になった子供が記憶喪失で現れる。またその母親はどこかで拷問されているようだが。。。
豪華客船という閉鎖空間で起こる様々な事件。ジェットコースターのように目まぐるしく展開が変わるため、先が気になり読み進めるのだけど、思ったほどのどんでん返しはなく。。。面白い作品ではあるのだけど。ご都合主義なとこもあり、
Posted by ブクログ
二か月前に航海中に失踪した少女が、同じ船の航海中に突然現れる。
豪華客船に潜む謎の失踪事件、そして主人公の妻と子の自殺の謎。
豪華クルーズ船の旅、それはステータスであり憧れの対象。一方で、確かにこの本にあるように、大洋航海中に飛び込めば捜索は困難で、自殺にはもってこいの場所である。さらに、いったん外洋に出てしまえば、次の寄港地までは閉ざされた空間となってしまう。
憧れの場所とは似つかないこの現実が、物語の異様性を構築する絶好の舞台となった。
読んでいて、投げやりになった囮捜査官という主人公マルティンの置かれた状況にやや違和感を感じるも、帯の宮部みゆき氏推薦「ジェットコースター・スリラー」