ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く

ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く

968円 (税込)

4pt

3.8

ポーランドのワルシャワで五年に一度開催されるショパン・コンクール。一九二七年の創設以来、紆余曲折を経ながらも多くのスターを生み出してきた。ピアニストをめざす若者の憧れの舞台であり、その結果は人生を大きく左右する。本書では、その歴史を俯瞰しつつ、二〇一五年大会の模様を現地からレポート。客観的な審査基準がない芸術をどう評価するか、日本人優勝者は現れるのか。コンクールを通して音楽界の未来を占う。

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ショパン・コンクール 最高峰の舞台を読み解く のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月28日

    ショパン国際ピアノコンクール2021の予備予選の配信を視聴しながら、どんな基準でコンテスタントが選ばれていくのか知りたくて読んだ。

    この本は、主に前回の2015年のコンクールについて書かれたものだが、コンクールの歴史的背景から、ショパンの曲についての解釈、様々なピアニストの特性等、多角的な方面から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月06日

    来年は5年に1回のショパン・コンクールの年。
    18回目になるらしい。

    演奏家でもあり、ドビュッシーの研究者でもある筆者が、コンクール「公式ジャーナリスト」として記録した前回のコンクールの記録である。

    ショパンらしさとは何かを巡って、揺れ続ける審査基準。
    楽譜に忠実派と、ロマンティックな弾き方か。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月08日

    ショパンコンクールについて、2015年のDVD審査から本選までを中心に、ピアニストである著者が主観を交えてレポート。審査員やコンテスタントに多数インタビューしており、様々な考え方が見えてきて面白い。
    森のピアノや蜜蜂と遠雷のようなファンタジーの有無ではなく、譜面に忠実か自由な発想も認めるか、というふ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月04日

    YouTubeで ショパンコンクールの予選から公開してるので 照らし合わせて愉しむのも一興。
    とにかく この本は音楽初心者には難しいけどそれ以上に面白く刺激的だった。

    論文ではない

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    Posted by ブクログ 2016年12月04日

    2015年に開催された第17回ショパン・コンクールの模様をレポートした作品。コンクールは書類とDVDによる事前審査から始まり、予備予選、一次予選、二次予選、三次予選を経てグランドファイナルへと進む。

    ちなみに予備予選出場158名のうち、グランドファイナルに残るのは10名である。著者の青柳氏は予備予...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月14日

    2015年にBS1で放映された「もうひつとつのショパンコンクール・ピアノ調律師たちの闘い」という番組を見ました。ピアニストが競うコンクールですが、その舞台裏ではエントリーした演奏家がどのメーカーのピアノを選択するのかというピアノメーカーの闘いが繰り広げられており、それを現地でサポートする調律師達の仕...続きを読む

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