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5年に1度行われ、世界三大音楽コンクールで最も権威があるショパン・コンクール。
若きピアニストの登竜門として有名なその第18回大会は、日本そして世界中でかつてない注目を集めた。
デビュー以来 “一番チケットが取れないピアニスト” 反田恭平が日本人として51年ぶりに2位、
前回大会も活躍した小林愛実が4位とダブル入賞をはたし、YouTuberとしても活躍する角野隼斗、
進藤実優、牛田智大、沢田蒼梧らの日本勢も大健闘した。
さらに、優勝したブルース・リウ、同率2位のガジェヴ、3位のガルシア・ガルシアなど、予選・本選を戦ったピアニストたちは皆レベルが高く個性的で、彼らは既存の価値観を覆すような “革命的な” 演奏を見せた。
これまでと大きく変わった今大会の現場では何が起こっていたのか?
音と言葉を自在に操る著者が検証する。
Posted by ブクログ 2022年11月14日
リアルタイムというほどではないけど配信でコンクールを追っかけ、さらにNHKのドキュメンタリーでまとめて情報も得ていた身としては、当時のことを思い出したり、気がついていなかったことを知ったりできて非常に面白く読んだ。
配信の功罪ということはもちろんあると思うのだが、でも実際、コンサートの場で聞くことが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月27日
2021年に行われたショパン・コンクール。
反田さんが2位、小林さんが4位という快挙に沸いていた記憶。
この時、小林愛実さんと牛田智大くんは知っていた。
悲しいかな角野さんも出ていたのは知らなかったのである・・・
ネット配信もされ話題となっていたのに。
頂点に立つには並々ならぬ努力だけではなく、いろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月05日
ショパンコンクールが開催された2021年当時の感激を思い出しながら読めた。
聴いてるだけの自分が、緊張で吐きそうになったくらいなので、ピアニストたちの緊張はどれほどのものか想像するにあまりある。
2025年は日本から数多の才能溢れる若手(あの人もあの人もあの人もあの人も…)がエントリーするはず。...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月03日
ショパン国際コンクールの論評を行ってきた青柳いずみこ氏による参加者紹介。直近の2021年度は反田恭平が2位、小林愛実が4位という日本人にとって50年ぶりとなる好成績を収めた。専門的な表現で奏者の論評が続くので門外漢にはややつらいが、ピリオド楽器とその専門コンテストの存在、DVD審査の良し悪しなど舞台...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月21日
全く無知のわたしは、あと2回くらい繰り返さないと理解できないだろうけれど、審査の基準を作るのがそもそも難しいということはわかった。
それを審査員・コンテスタントが共有しないといけないのだから、準備は大変そうだ。
客席で聴くのと、オンラインで聴く音も相当違いそうだ。
カティンさんがピアノのすぐ近くの...続きを読む
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