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Posted by ブクログ 2021年07月04日
2000年代の直近史をオバマの「Promised Land」きっかけで辿り直しているのだがどうもこの震災以降2015年ほどまでが現在の日本の崩れていくきっかけのー最も顕著になる案件が目白押しだったことが確認される。
著者も言っている通りこの5年間が最も暗澹たるもので底を打ってるかと思えば今現在までそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月30日
今回は買ってから早めに読みました。
“いったいこの国は、どうなってるのよ。権力はしたい放題、メディアのチェック機能は減退、有権者はやる気を放棄では、もはや民主主義の国とは言えないじゃんよっ!”
という気分が、タイトルに「沈没」という言葉を使ったそうです。
転覆しそうになった船=ニッポン
・激震前...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月21日
民主党政権、東日本震災、安部政権など、出てくる事象は過去のものだ。でも、そこに出てくる問題意識、解決に向けた姿勢、いら立ちも含めて、今も深く共感できるものだと思う。これより後の本『忖度しません』を先に読んでいるんだけど、まったく古さを感じない。今も現在進行形の話として読み進められた。面白かったし、一...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
「ちくま」誌に連載された「世の中ラボ」の2010年8月号から2015年6月号までをまとめたもの。当時旬の社会問題について、斎藤が選んだ3冊程度の本をベースに論じている。いくつか読みごたえのある記事もあった。
「『大きな政府』で何が悪い」では、自民も民主も新自由主義経済の推進者、小さな政府論者が主流...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月15日
毒舌書評家 斎藤美奈子が震災後の文学や朝日新聞誤報問題、ヘイトスピーチ、ブラック企業など現代社会の諸相を「本」で読む同時代評。全体的に面白いとは思うのだが、どうしてこれほど理性的で相対的な視点の持ち主が、こと安倍晋三、橋下徹のこととなると感情的な拒否反応しか示せないのかまったく謎で、その部分は白ける...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月02日
斎藤美奈子さんは大好きな書き手で、鋭い舌鋒が痛快だ。時事ネタより文学論のほうがより楽しめるのだが、政治への視線にも共感するところが多々ある。これは2010年から2015年6月にかけて書かれたもの。
震災・原発事故・領土問題・橋下徹・慰安婦問題・秘密保護法・嫌韓思想・集団的自衛権・ブラック企業・イス...続きを読む
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