藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか

ビジネス・実用
946円 (税込)

4pt

戦乱の世から泰平の世へ。16世紀後半から17世紀前半にかけて、日本社会は激変した。徳川家康が開いた江戸幕府による藩の創出こそが、戦国時代以来の戦乱で荒廃した地域社会を復興させたためである。地方の王者たる戦国大名が、いかにして「国家の官僚」たる藩主へと変貌したのか。本書は家康の参謀・藤堂高虎が辣腕を振るった幕藩国家の誕生過程をたどり、江戸時代の平和の基盤となった藩の歴史的意義を明らかにする。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか
  • タイトルID
    :
    677297
  • ページ数
    :
    272ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    織田・豊臣時代からの藩の成立過程から、武断政治から文知政治への移行、大阪幕府、コンパクトシティなどいろいろと面白い考察だった。
    藤堂高虎が築城だけでなく、朝廷工作などでも重要人物として書かれてるのも興味深かった。

    0
    2020年01月25日

    Posted by ブクログ

    藩成立過程を、城下町の整備や、徳川方の大名配置の西進化、朝幕関係の推移などから見る。
    藤堂高虎を、城下町建設スペシャリストにして各方面に顔のきく、近世黎明期の重要人物として評価している。面白い。

    0
    2019年11月09日

    Posted by ブクログ

    「藩」とは何か。

    江戸時代年間を通して、政治の基本となった藩について述べられている。

    藩は預地思想によって成立していた。そして、それが浸透していたことには非常に興味深い。
    池田光政、藤堂高虎などがその事例として挙げられていた。

    しかし、藤堂高虎の事例がかなり多いため、他の藩の事例も記載して欲しいとは感じた。

    藩。当たり前だがシンプルだからこそ難しい。
    まだまだ勉強をしていきたい。

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章  近世城下町の画期性
    第2章  藩の思想
    第3章  藩の創始者たち
    第4章  藩の設計者たち
    第5章  東アジアの幕府・藩
    むすび

    <内容>
    近世の成り立ちを述べた著者の三部作の完結編(『秀吉と海賊大名』『天下統一』いずれも中公新書)。藤堂高虎を主軸に据えたもの。大坂幕府構想とかいろいろとおもしろいことが書いてあるが、参勤交代を肯定的にとらえたり、武断政治から文知政治への移行の考え方など、勉強になることがたくさん。特に藤堂高虎と小堀遠州の親子(義理の親子だけど)の優秀さを感じた。

    0
    2019年08月23日

    Posted by ブクログ

    藩の構造を知りたかったのだが、少々期待外れだった。それでも、織豊時代から徳川幕府初期への城郭や大名の生態の変遷を知ることができたことは有益だった。特に9人の主君に仕えた藤堂高虎の解説は面白かった。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    城下町は江戸時代を通じて城下町であると考えそうだが、そうではなくて、江戸時代初期に戦略的に作られたということがわかる本。特に藤堂高虎が、その設計者であることがよくわかる。

    0
    2022年12月25日

    Posted by ブクログ

    漢字の読み方が難しい。特に人の名前と制度に関して。初出の難しいものは、ふりがながふってあるが、読み進めていくうちに忘れてしまう。内容としては、藩の成り立ちがよく分かったが、何せ漢字の難しさと、言葉の意味には閉口します。最後のコンパクトシティに関する提言は興味深かった。コンパクトシティとしての江戸時代を中心とした各時代の都市、加えて世界の歴史的な都市を考えていくことも面白いのでは。

    0
    2020年02月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今の歴史研究が垣間見える。藤堂高虎からの藩体制の考察、コンパクトシティとしての藩と城下町、その他もろもろ。とてもとても面白かった。この人のまた読みたい。

    0
    2019年11月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    藩とは何か

    著者:藤田達生(三重大学教授)
    発行:2019年7月25日
    中公新書

    「藩」というものが長年、理解できていなかった(たぶん今もできていない)。藩は都道府県みたいな、自治体的な単位だと思っていた。だから、○○藩というのは江戸幕府が定めた固有名詞だと思っていた。ところが、小説は別として、歴史の本を読んでいると藩という言葉があまり出てこない。○○氏、のような言い方が多い。教科書にも、長州藩や薩摩藩、会津藩は出てくるが、加賀藩とかは記憶にない。なんでだろうと思い、調べてはみたがよく分からなかった。

    島津藩、薩摩藩、鹿児島藩
    これはどれが正しいのか?あるいは、同じものなのか?という疑問もずっと持っていた。他の「藩」についても同じ。
    どうやらこれは、どれも正解だし、どれも不正解みたいだ。
    東京都や鹿児島県みたいに地名と都道府県をひとくくりにした固有名詞で使われたのではなく、「藩」は便宜的に使われた感じと思われる。この本にも、江戸時代に「藩」と記載されたことはまれらしく、幕末から明治にかけて使われたと書かれている。
    以前から抱いていた謎が少し解けてきた気がする。

    藩はいくつあったか?
    江戸時代を通じ、大小あわせて200数十の藩(1664年の時点では約240家)が存在した。

    最初の藩は?
    彦根藩と藤堂藩が始まり。しかし、井伊は譜代大名なので、純粋(?)な藩の始まりとしては、外様大名の藤堂高虎を祖とする藤堂藩だと言える。

    とそんな藩のことがいろいろ解説してある本かと思いきや、そうではなかった。途中から、藤堂藩のことばかりが書かれている本だった。それもそのはず、著者は三重大学教授だった。
    興味が持てる雑学的なことは出てきたが、少しあてが外れた。

    以下、メモ

    大名にとって参勤交代は負担ばかりではなかった。途中で、直接、他藩の状況を観察するという重要な意味もあった。とくに京都と大坂での情報収集には意味があった。

    徳川秀忠は、外孫にあたる皇子、高仁親王を天皇にして公武合体政権を成立させ、それとセットで江戸城から大阪城へと自ら移り住み、事実上の「大坂幕府」を発足させる構想があった。
    しかし、秀忠と江の間に生まれた和子の入内が、家康の死などで遅れ、やっと入内したものの和子が生んだ高仁親王が夭折して実現しなかった。

    寛永11年7月に上洛した家光は大坂を訪れ、租税免除による城下町繁栄策を打ち出して以降、商工業の本格的な大坂集住が促進された。

    徳川が統一的な主従制を構築したのは、四代将軍家綱の時代だった。これにより、制度的に藩の成立が達成された。
    秀吉は天下統一戦を行いながら、つまり戦争を通じて主従制を全国に拡大したが、徳川はそれが出来なかったので時間がかかった。
    そんな中にあって、藤堂高虎だけは例外で最初から家康に破格の高禄をもらっていた。

    0
    2021年03月29日

藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    藩とは何か 「江戸の泰平」はいかに誕生したか
  • タイトルID
    :
    677297
  • ページ数
    :
    272ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年11月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

藤田達生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す