日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 日露戦争後から敗戦まで

日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 日露戦争後から敗戦まで

902円 (税込)

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日露戦争後、帝国日本の鉄道は第一次世界大戦期の重工業化と国際化によって黄金時代を迎えた。後藤新平を総裁とする満鉄が設立され、シベリア経由「東京発パリ行き」の欧亜連絡列車の運行が始まる。さらに関東大震災以後の都市化の波は小林一三の阪急、五島慶太の東急などの私鉄を発展させた。大正天皇の大喪輸送とともに昭和の幕が開き、大恐慌を経て戦時動員へ。一九〇七年から四五年八月の敗戦に至る怒濤の四〇年を描く。

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日本鉄道史 のシリーズ作品

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  • 日本鉄道史 幕末・明治篇 蒸気車模型から鉄道国有化まで
    902円 (税込)
    一八五四年、来航したペリー提督は蒸気車模型を幕府に献上。以来、日本は鉄道時代に突入した。幕末の外国人たちによる敷設計画に始まり、新橋~横浜間の開業、官設鉄道を凌ぐ私設鉄道の全盛期を経て、一九〇六年の鉄道国有化と開業距離五〇〇〇マイル達成に至る半世紀――。全国的な鉄道網はいかに構想され、形成されたのか。鉄道の父・井上勝をはじめ、渋沢栄一、伊藤博文などの活躍とともに日本鉄道史の草創期を描く。
  • 日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 日露戦争後から敗戦まで
    902円 (税込)
    日露戦争後、帝国日本の鉄道は第一次世界大戦期の重工業化と国際化によって黄金時代を迎えた。後藤新平を総裁とする満鉄が設立され、シベリア経由「東京発パリ行き」の欧亜連絡列車の運行が始まる。さらに関東大震災以後の都市化の波は小林一三の阪急、五島慶太の東急などの私鉄を発展させた。大正天皇の大喪輸送とともに昭和の幕が開き、大恐慌を経て戦時動員へ。一九〇七年から四五年八月の敗戦に至る怒濤の四〇年を描く。
  • 日本鉄道史 昭和戦後・平成篇 国鉄の誕生からJR7社体制へ
    1,034円 (税込)
    「日本の復興は、鉄道が中心となってやらなければならない」(一九四五年八月一五日、鉄道総局長官の発言)。進駐軍専用列車の運行、続発する事故等の混乱のなか、独立採算制の企業体・日本国有鉄道は誕生した。ビジネス特急「こだま」、東海道新幹線、通勤五方面作戦ほか近代化に努めるが、過大な投資等で赤字が膨らみ、分割民営化により四〇年の歴史を閉じた。その後のJR三〇年も含め、鉄道から見た日本現代史を描く。

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日本鉄道史 大正・昭和戦前篇 日露戦争後から敗戦まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年03月19日

     「幕末・明治篇」に続く老川日本鉄道史の第2弾。鉄道国有化から敗戦までを描く。本書においても,近代日本経済史を,鉄道を中心に見ることで,従来の通史とは異なる新たな解釈が思い浮かばれる。
     とりわけ興味深かったのは,日本経済ないしは北東アジア経済におけるウラジオストックの位置づけだろう。従来の植民地史...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月08日

    時に「少し意外!?」と思ったり、「何十年も前じゃないか?!」と驚くような発想が登場していたりと、興味深く読んだと同時に、色々と考えた…
    前作を読んだ際にも、所謂“温故知新”というようなことを思ったが、本書もそうした想いが沸き起こる…
    お薦め!!

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    Posted by ブクログ 2020年11月14日

    広軌改築計画の挫折、軽便鉄道の普及、阪急、東急、西武、東武、小田急などの私鉄と沿線の開発、弾丸列車の計画と関門海底トンネルの開通などが取り上げられる。

    1908年に八王子と東神奈川を結ぶ横浜鉄道が開通し、その後1917年に国有化された。
    1926年に二俣川・厚木間に神中鉄道が開業。同年に相模鉄道が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月01日

    西洋の最先端の技術だった鉄道を明治の日本は貪欲に吸収していった。
    私鉄が興り、国鉄に吸収されて、敗戦の日も走り続けていた日本の鉄道は、
     
    日露戦争、第一次大戦、太平洋戦争などと密接に繋がっていたのが分かった。
     
    最初の東京駅の構造が、出口と入り口がそれぞれ両端にあって、真ん中が皇族用の出入り口に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月27日

    ●政友会…農村基盤…広軌より鉄道網の拡大
     憲政会…産業界基盤…広軌化、幹線輸送力の拡大
    ●鉄道の高速化には、レールの重量化、エアブレーキ、自動連結器導入
     連結器の交換は決定後、6年をおいて全国同日に実施

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