堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業

堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業

1,320円 (税込)

6pt

4.3

電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。
早稲田大学在学中に起業、卒業するや別荘地や住宅地を精力的に開発した堤康次郎。その軌跡は、公務員・会社員などの新中間層(サラリーマン)の誕生や都市人口の増大と重なる。軽井沢や箱根では別荘地や自動車道を、東京では目白文化村や大泉・国立などの学園都市を開発した。さらに私鉄の経営権を握り、百貨店や化学工業も含めた西武コンツェルンを一代で築くが、事業の本分はまぎれもなく「土地」にあった。厖大な資料から生涯を読み解く。

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堤康次郎 西武グループと20世紀日本の開発事業 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    西武グループ創始者の評伝。西武沿線居住者として楽しく読むことができた。
    滋賀県出身、箱根、軽井沢などリゾート地と大泉、小平、国立など学園都市の開発。その他東京の都市の歴史にこの方の存在は大きかった。
    その後の堤家の凋落こそあるが、やはり立志伝中の人物であったと思う。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    堤康次郎の人となりの印象はどうしても「父の肖像」を始めとした、辻井喬の著作群での描かれ方に大きな影響を受ける。

    家族としての視点に加え、後継した経営者としての分析(しかもどちらも卓越した経営能力を持ち)、その上辻井の文才まで含めると著作群以上の評伝は生まれるべくもないとは思うのだが、そこで本書であ

    0
    2024年06月15日

    Posted by ブクログ

    今の鉄道網を築いた背景が把握できた。
    本音と建前、どこまでが公共性だったんだろう。
    次は、息子たちのことも勉強したい。

    東京の鉄道史がまとまっている本を読みたい。

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    西部グループを一代で築いた堤康次郎の、実業家としての側面に焦点を充てた伝記。

    堤氏は、滋賀県出身かつ滋賀県の発展にも貢献した人なので、『成瀬は天下を取りに行く』などの成瀬本の舞台の基盤を作った人だとも言えると思う。その意味で成瀬本ファンは本書の一読をオススメする(かなりマニアックな読み方)。

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    飾りのない文章ゆえ読みやすさは人によって分かれるところだろう。
    ただ堤康次郎という人を知るには十分な内容。
    大正時代から昭和期へ、また戦争前後にかけての時台(人口動態、ライフスタイル)の変わり目を捉えて、感謝と奉仕の精神から事業を発展させる目は、時代を築いた事業家ならではだと感じられた。
    首都圏、西

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    堤康次郎の生い立ちから、事業の立ち上げ、その拡大と現在の西武グループの構成までがよくまとまっている。
    利益に向かって貪欲に突き進んでいたのは間違いないが、堤康次郎にも彼なりのこの国や市民生活をどのようにしていくかという理想があり、それに突き進んでいたように感じた。
    それは形を変えながらもセゾン文化、

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    早稲田大学在学中に起業、卒業するや別荘地や住宅地を精力的に開発した堤康次郎。軽井沢や箱根では別荘地や自動車道を、東京では目白文化村や大泉、国立など学園都市を開発。西武コンツェルンを一代で築くが、事業の本分はまぎれもなく「土地」にあった。

    0
    2024年08月30日

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