賢妃暗殺計画の黒幕は珀優蘭である――あらぬ嫌疑をかけられて、捕らえられてしまう優蘭。彼女の無罪を証明するため、皓月は派閥を超えた皇帝直属の調査班を指揮して、真の黒幕をあぶり出そうと宮廷を奔走する。
調査を進めるうちに見えてきたのは、長きにわたり後宮にはびこっていた呪いの真相。そして優蘭を慕う後宮妃たちの想いだった。妻が紡いできた縁に事件解決の糸口を見出した皓月は、とある策を思い付いて……?
寵臣夫婦、後宮に巣食う巨悪との決着の時、来たる!
Posted by ブクログ 2021年10月10日
色々とスッキリした。前の巻までで散りばめられていたアレコレが大分明らかにされ、珀夫妻のもだもだした空気も、双方が意識して行動して進展したしいうことない。
珀家のお母さまも、麗月(本物)もそして慶木の奥方、紅儷も、なんせ女性陣が本当に素敵で満足度が高かったし、陛下に集められた4人組のタッグもそれぞれの...続きを読む
※予約作品はカートに入りません