渡邉恒雄 メディアと権力

渡邉恒雄 メディアと権力

968円 (税込)

4pt

人よんでナベツネ。いったいどんな男だ? 「1千万部」の力を背景に首相をも動かし、世論を操ろうとする読売王国の総帥、渡邉恒雄。屈折した少年期、主体性論をひっさげた東大共産党時代、そして粛清を重ねて新聞社社長の座に登りつめるまで。稀代のマキャベリストのすべてを白日の下に曝す決定版評伝の文庫化に際し、玉木正之氏との白熱対談を収録。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

渡邉恒雄 メディアと権力 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ナベツネと言えばプロ野球チームのオーナー時代、金にあかせた
    選手集めを繰り返しプロ野球をつまらなくした張本人との認識しか
    なかった。

    本書はそんなナベツネの少年時代から読売新聞の社長就任までを
    綿密な取材で追っている。

    学生時代、共産党の細胞として活動したのはいいが、反乱を起こさ
    れて党を追われ

    1
    2017年08月17日

    Posted by ブクログ

    大下英治「専横のカリスマ」からの魚住勉「メディアと権力」。大下本ではナベツネで、魚住本ではワタツネなのですがワタツネの方が禍々しさ増量です。時間は10年以上遡っているのですが。猜疑心、嫉妬、コンプレックス、人心掌握、根回し、恫喝、嘘、密告、怪文書、罠、金…いやいや権力を志向するとはこういうことか。も

    1
    2015年12月24日

    Posted by ブクログ

    2000年に、魚住昭さんという方が出された本です。
    魚住昭さん、1951年生まれですから、2014年現在は63歳くらいですかね。共同通信の社会部系?の記者さんとして、相当に腕っこきの人だったみたいですね。1990年代後半に退社してフリーになられているみたいです。
    いわゆるノンフィクション、渡邊恒雄さ

    1
    2014年07月17日

    Posted by ブクログ

    戦後昭和の裏面史とも読める。
    かなり重なる時代を生きてきた自分は面白かったが、解説にもあるように、後味の悪が残るのは否めない。

    ナベツネよりはだいぶ若い私だが、何故これほどまでに、ナベツネが揶揄されるのか、正直分からなかったが本書を読んで理解できた。

    恐ろしいまでの権力欲。そして、 品性の下劣さ

    1
    2014年04月20日

    Posted by ブクログ

    大手メディアに幻想抱くようなことは無くなる。特に読売社会部の放逐劇を見ていると、政治中枢に喰いこもうとしている渡部氏の野望によってホトホトマスコミというものが嫌になる、そんな本ですね。一方で、権力者たちの実際の権力闘争と敵対する勢力の追い落とし方、誰がどのような立場を誇示し情報がどのようなルートで流

    1
    2012年09月14日

    Posted by ブクログ

    渡邊恒雄は現在巨人軍の人事問題及び清武元GMとの確執裁判で話題の人物。
    スポーツ好きにはジャイアンツ有利にプロ野球界を扇動する悪しき象徴。
    ジャイアンツファンにとっては必要悪的な存在。
    その傲慢な発言と読売新聞のトップで各界への多大なる影響力の持ち主として何か不気味な存在として映っているだろう。

    1
    2012年04月19日

    Posted by ブクログ

    ナベツネがマキャベリズムの申し子であることがわかった。
    一読すると恐ろしい人物であることに気づくが、実は昭和に彼は不可欠であったのかもしれない。
    ネガティブな意味でもポジティブな意味でも彼について考えることは、メディア、そして日本の政治を考える上で重要であると感じた。
    余談だが個人的にはマキャベリズ

    1
    2010年12月16日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。著者の努力に大拍手。まだまだこういう本が、ちゃんと出版されていることにホッとさせられます。年老いても権力や金に執着し続ける政治家が多いことに常々感心しているのだけど、権力を持ち、他人を思うがままにコントロールすることって、麻薬のような中毒性があるんでしょうね。巻末の対談もおもしろい。団塊

    1
    2011年09月09日

    Posted by ブクログ

    弘文堂関係者のお話を聞いて、改めて読み返す老舗出版社弘文堂乗っ取りの経緯。渡邉さんは、かなり弟思いのようですが、少し無理筋な展開。新たな出資者に、児玉誉士男を担ぐ辺りに凄みがあります。公称1000万部(当時)という読売新聞を背景に権力を行使するナベツネの物語。日本のマスメデイアのリアルがうかがえる本

    1
    2021年09月12日

    Posted by ブクログ

    魚住昭は度胸があるよね。さすがだ。数少ない真のジャーナリストだよ。
    それにしても、ナベツネはムカつく。

    1
    2013年02月23日

渡邉恒雄 メディアと権力 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

魚住昭 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す