ケッヘル 下
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ケッヘル 下

876円 (税込)

4pt

3.9

ウィーンからプラハ、マンハイム、ベルリンへと、モーツァルトゆかりの土地へアマデウス旅行社のツアーは続き、復讐は重ねられる。モーツァルトしか弾かない美貌のピアニストとの恋が伽椰を更なる悲劇のうねりに巻き込んでいるのだが――。過去と現在の入り乱れた愛と憎しみが、最後に生み出した光とは?

中山可穂の長編、待望の下巻。

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ケッヘル のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ケッヘル 上
    815円 (税込)
    その音楽は神のものか、悪魔のものか――。カレーの海辺でひとりの熱狂的なモーツァルティアンと出会った伽椰は、情事の果ての長い逃亡生活に終止符を打ち、日本へと舞い戻った。そこで待っていたのは、ケッヘル番号を会員番号とする会員制旅行代理店の奇妙なツアーであり、依頼人の失踪に始まる恐るべき復讐劇の幕開きだった。 モーツァルトの無数の旋律が狂気の愛と死を招きよせる。中山可穂渾身の長編!
  • ケッヘル 下
    876円 (税込)
    ウィーンからプラハ、マンハイム、ベルリンへと、モーツァルトゆかりの土地へアマデウス旅行社のツアーは続き、復讐は重ねられる。モーツァルトしか弾かない美貌のピアニストとの恋が伽椰を更なる悲劇のうねりに巻き込んでいるのだが――。過去と現在の入り乱れた愛と憎しみが、最後に生み出した光とは? 中山可穂の長編、待望の下巻。

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ケッヘル 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    部屋の片隅から交響曲が聞こえてくる……

    読んでも読んでも終わらない物語
    長い…すんごく長い、分厚い(約1000ページ)
    そして、【面白い】。ホント凄かった。壮絶。
    モーツァルトだらけ
    愛と愛そして愛ッ!
    憎しみ
    色男(ドン・ジョバンニ)・色女(ラテン系)
    悲しい・醜い復讐劇か、それとも美しい愛の物

    0
    2014年04月04日

    Posted by ブクログ

    身を削って、魂を注いでいる小説って 珍しい。だから、ページをめくる手が止まらないんだ。 読後はいつも、喜びに満ち溢れる。 素敵な時間をありがとう。

    0
    2013年03月08日

    Posted by ブクログ

    とてもスケールの大きな話で、自然に物語の中に引き込まれました。
    下巻の中盤で主な登場人物が出そろって、あの人達はここで繋がっているのだと予想が当たった部分もあれば、こんなところまで繋がっちゃったの?といった人達もいたりして。
    文章も綺麗だし、この作者さんの他の作品にも俄然興味が出てきたのですが、女性

    0
    2015年09月04日

    Posted by ブクログ

    同性愛に抵抗がある人にはお勧めできないけど、繊細で切羽詰った感もあって良い小説だと思いました。
    「海に向かって指揮棒を振る男」って、すごくインパクトがあってカッコいい風景ですよね。そんな描写を冒頭に持ってきたセンスはすごい!

    0
    2012年06月04日

    Posted by ブクログ

    いやぁ〜読み応えのある小説でした。
    愛憎渦巻くドロドロとした、割と湿り気の強い話でした。色んな意味で。
    主人公達にぐーっと感情移入できたから、読んでるときの集中度が高かった。
    みっちりと隙間無くストーリーを(湿り気のあるモノで)積み上げていった感じ。
    と思ったら、最後の方にご都合主義的なところがあっ

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    作者の中山さんは、苦しいシーンは本当に苦しそうに書き、ほんわかするシーンはくすぐられているように書き、情熱的なシーンはノリノリで書いているように感じられる。文章に作者の気持ちが色濃く反映されてしまうあたりが本作でも表れていて、楽しめた。
    鍵人の過去話や、濡れた獣のようなアンナのエピソードは楽しく読め

    0
    2015年07月05日

    Posted by ブクログ

    最後はうまい。

    作中にあった、アンコールだけ絶品の演奏をしたアンナのコンサートみたいな終わり方をしている。
    泣いた。ずるい。

    0
    2012年03月30日

    Posted by ブクログ

    すっごい気合を入れて書いたんだろうなという印象を受けました。
    が、少々くどい印象もあり。
    人間模様の描写とか、
    心の動きとかを表現する言葉は、
    相変わらず美しくて胸に刺さるんだけど、
    どこか入り込めなかった。

    初期に比べて、
    勢いがなくなってきたのかも。
    整然としすぎて、切迫感がうすれてきたのかも

    0
    2010年02月28日

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