論語 - 真意を読む

論語 - 真意を読む

946円 (税込)

4pt

3.6

『論語』の研究は近年大きな転換期を迎えた。竹簡資料が大量に古墓から発見され、成立や伝播について新たな解明が進んでいる。本書では、『論語』の記述をわかりやすく解説するとともに、新知見や成立背景にも踏み込み、さらに深い理解をめざす。読み過ごされてきた孔子の言葉についても積極的に考察を行った。『論語』が後世に伝えようとしたことは一体何なのか。通り一遍ではない、新たな古典の読みを提起する。

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論語 - 真意を読む のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年01月13日

    著者の感じた「異音」を主張するために、膨大な紙面を割いている。全277ページのうち、238ページからが著者の主張であるが、そこまでの『論語』に関する内容は、整然と整理され、まとめられているので分かりやすい。

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    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    『論語』はただ単に金言を並べた書ではなく、孔子にまつわる生々しいノンフィクションであった! という本。

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    Posted by ブクログ 2017年08月24日

    ぼくの場合論語ってなに、みたいなところからのスタートでして、これはちゃんと読まないと理解が進みませんが、最初読むものとしてよかった気がしますね。というのは、いまの論語人気というのはさも今風に編集された構成物にように語られるけれど本当はそんなわけはなく、現代の目から見ると不明瞭な点、不格好な部分がいろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月27日

    「子曰く、甚だしきかな吾が衰えたるや。久しきかな吾復夢に周公を見ず。」
    何気ない言葉のように感じるが、この解釈に関する諸説を通じて浮かび上がる孔子像は非常に読みごたえがあった。

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    Posted by ブクログ 2012年03月25日

    「子曰く、甚だしきかな吾が衰えたるや。久しきかな吾復夢に周公を見ず。」

    『論語』述而篇にあるこの言葉を、『論語』の中での異音として、今までの『論語』の読み方、あるいは孔子像とは別の視点を提供する書。

    個人的には、時代考証や文献考証の率を下げて、上記主題をもっと全面的に出してもよかったのではないか...続きを読む

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