諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家

諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家

924円 (税込)

4pt

春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの主張を説いた思想家たち。彼らの思想は、その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、日本をはじめ東アジアにおいても大きな影響力を持った。一九九〇年代には大量の古代文献が発掘され、これまで謎とされてきた事柄も解き明かされつつある。新知見をふまえ、儒家(孔子・孟子)、墨家(墨子)、道家(老子・荘子)、法家(韓非子)、兵家(孫子)などの思想と成立の過程を平易に解説する。

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諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    儒家・墨家・道家・法家・兵家それぞれの思想の概略が、最新の発掘・研究を踏まえた上で解説される。

    諸子百家という言葉の存在は知っていたが、主要な思想について説明しろと言われると難しかった自分。本書は各思想のエッセンスが説明されており、概略を知りたい人にはうってつけだ。重要事項には原文(書き下し文)と

    0
    2016年01月20日

    Posted by ブクログ

    諸子百家の要点と、その成立背景や、諸子百家同士の関係性を書いている。
    諸子百家それぞれの原典を読んだことが前提として記述されている。

    洞察に富み、原典を読んだだけでは分からないことにもたくさん触れられていて、諸子百家の理解が深まりとても楽しめた。

    0
    2022年10月06日

    Posted by ブクログ

    儒家(孔子・孟子)、墨家(墨子)、道家(老子・荘子)、法家(韓非子)、兵家(孫子)について、解説。
    中国の春秋戦国時代に成立した思想。紀元前にこのような思想家たちが現れていたと思うと凄い。
    一冊で諸子百家の入門書として良書。

    墨子、韓非子、孫子について、もう少し詳しく知りたくなった。

    0
    2022年07月10日

    Posted by ブクログ

    新出土文献の発見について丁寧に記述されている。この新出土文献により、諸子百家の研究に見直しが行われており、その解説がなされている。読んでいて楽しい本。

    0
    2019年01月13日

    Posted by ブクログ

    諸子百家について、近年新たに出土した文献を踏まえて、網羅的に分かり易く解説している。
    諸子百家が活躍したのは、紀元前722年から秦の始皇帝が天下を統一した紀元前221年まで約500年続いた春秋戦国時代で、各国が、自国の存立や理想的国家の建設のために、優れた思想家を優遇して招き、場合によっては宰相や将

    0
    2016年01月11日

    Posted by ブクログ

    『諸子百家― 儒家・墨家・道家・法家・兵家』(湯浅邦弘、2009年、中公新書)

    紀元前の古代中国で活躍した思想家である諸子百家の思想を簡潔にまとめたものである。この数十年の中国における新たな文献の発見により諸子百家研究が進んだそうなのだが、従来の研究と何が異なるのかも解説していて、今日の諸子百家研

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    2010年12月27日

    Posted by ブクログ

    レッドクリフ・ブームで、なぜか興味をもって読みました♪
    かなりミーハーな動機です。。。

    内容は、新書らしく、サーッと紹介されていて、何も知らない僕には、大変読みやすく興味の持てました。

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    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    二千以上も昔の中国、春秋戦国時代。よろずの思想の最高峰だったであろう、「儒家」「墨家」「道家」「法家」「兵家」。 やはり、その思想の性質からある意味絶滅した「墨家」に興味を深く持ったが、これらの書簡が発掘されたのは近年。まだ日の目を見ない、数ある思想に思いを馳せるとロマンがある。『五十歩百歩』など、

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    2016年06月05日

    Posted by ブクログ

    とっつきにくさを払拭してくれる初心者ま向きの本である。少なくても今の私のレベルにはちょうど良い。また、普段何気に使っている四文字熟語の成り立ちに触れているのも親しみをわかせる。
    人は一人では生きてはいけないが、集団でいることで起こる問題は今昔を問わずその関係性までに煎じ詰めれば同じであるようだ。故に

    0
    2014年11月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    春秋戦国時代、諸国をめぐって自らの主張を説いた思想家たち。
    彼らの思想は、その後の中国社会の根幹を形づくったのみならず、日本をはじめ東アジアにおいても大きな影響力を持った。
    一九九〇年代には大量の古代文献が発掘され、これまで謎とされてきた事柄も解き明かされつつある。
    新知見をふまえ、儒

    0
    2011年04月01日

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