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ヨーロッパのキリスト教徒や知識人たちにもっとも広く読まれてきた『ユダヤ古代誌』。天地創造から説き起こし、紀元後66年のユダヤ戦争直前までの記述で終わる全20巻は、ヨセフスが敗軍の指揮官のひとりとしてローマに降ったのち、皇帝の厚遇のもとに書かれた。政治的には親ローマ派であり、思想的にはユダヤ教、ユダヤ文化の弁護者であったヨセフスの大著は、ユダヤ史を知るうえできわめて貴重な史料であるばかりでなく、イエスと同時代の散逸した記述を数多く含む文献として、キリスト教徒たちの関心をひきつけてきた。原著12~14巻までを収める文庫版第4巻は、『聖書』の翻訳、マッカバイオス戦争、アサモナイオス王朝の旧約・新約の間の200年。
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Posted by ブクログ 2014年08月25日
七十人訳聖書の成立からヘロデの台頭まで、新約聖書の序章とも言える内容。新約聖書を読む前に目を通しておくと、イエスの生きた時代を知る上で参考になりそう。セレウコス朝シリアとプトレマイオス朝エジプトとの間の争いが沢山出て来るが(と言うか、歴史的にはそれがメインだよね)、歴代王の名前は同じものが多いので、...続きを読む
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