ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
日露開戦。陸軍少佐となった石光は第二軍司令部付副官として出征する。終戦後も大陸への夢醒めず、幾度かの事業失敗を経て、ついに海賊稼業へ。やがて明治という時代は終焉を迎える……。 新編刊行に際し、未公開の手記『思い出の記 放浪生活時代』、短編小説『惨劇の夜の思い出』や秘蔵写真多数、そして電子版のみ、著者唯一の長編小説『曹長の妻』を収録!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~4件目 / 4件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
日露戦争とその後の満州浪人時代について、これも率直に書いている。 開戦により召集されて臨んだ日露戦争については、戦記としては既知のことばかりだが、具体的な場面の記述については凄惨さ、苦戦ぶりを率直に書いている(公刊されたのは戦後、遺族によって)。 終戦後は除隊し、一般社会で生きていく道が探せずに満州...続きを読む浪人になった経緯をこれもあけすけに書いている。明治も末になって陸軍も規則づくめの組織になって、「何者だか不明な元軍人」が出入りするのは容易ではなくなったことで、満州浪人は文字どおりの浪人であった。 大した成果もなく帰国し、特定郵便局長の地位を得て生活し、明治天皇の崩御を迎えるまでが書かれている。 この時代において、実情を率直に書いていることに価値があると思うが、地味だし、気勢は上がらない。読んでいても明るい気分にはならない。しかたなけど。
日露戦争の凄惨さに加えて、戦後鰻登りの国勢に反して不成功の日々を送る主人公のやるせない想い・家族愛に満たされる幸福の自覚が表現されている。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
新編・石光真清の手記
新刊情報をお知らせします。
石光真清
石光真人
フォロー機能について
「中公文庫」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
ある明治人の記録 改版 会津人柴五郎の遺書
新編・石光真清の手記(四作合本)
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲望郷の歌 新編・石光真清の手記(三)日露戦争/長編小説・曹長の妻 ページトップヘ